赤城山
日付 2015年7月12日(日)
山域 赤城・榛名
メンバー 家族(妻、長女・4歳、長男・2歳)
山行形態 子連れ日帰り
アクセス
ルート (Map) 黒檜山北登山口 (8:21) - (9:53) 黒檜山 (10:27) - (11:20) 駒ヶ岳 (12:11) - (12:54) 登山口 - (13:05) 赤城神社 (13:22) - (13:34) 黒檜山北登山口


今年の春に赤城山の側火山である荒山を訪れた。
赤城山は十分日帰り可能圏内であることが分かったため、
今回は赤城山の最高峰である黒檜山に登ることにする。
梅雨明け前のため、まだ空いていることを期待し赤城に向かう。

登山口の小さな駐車場に車を停める。標高1360m。
いくつかの駐車場があるが、ここの駐車場が一番登山口に近い。

道路を挟んだ反対側が黒檜山の登山口だ。

登山道はいきなりの急登から始まる。

眼下に美しい大沼と赤城神社が見えてくる。
その後ろに聳える山は地蔵岳だ。

まだまだ急な坂道が続く。登山道が広すぎるため、どこを歩いてよいか迷う。

急坂には大きな石がゴロゴロしていて、それらを乗り越えて進んでいく。
登りにくいのか娘のペースがなかなか上がらない。

辺りは濃い緑に覆われている。

ほとんどは樹林帯の中だが、所々で展望が開ける。

登山道にある多くの石に傷がついている。
冬山登山時のアイゼンの跡だろうか?

黒檜山の山頂に到着する。標高1828m。
ここが赤城山の最高峰だ。

どこまでも山々が折り重なっている。
山頂では休憩せずに、近くにある展望台まで移動することにする。

展望台までは起伏の少ない気持ちの良い道が続く。

展望台に到着。間近に迫る山は無いが、多くの山を見渡すことができる。
こちらは谷川連峰から巻機山の稜線だ。

眼下にでこぼこしているのは榛名山。背後に薄ら浅間山が見えている。

日光白根山や皇海山など、日光や足尾の山々も望める。

一筋の雲がきれいだ。昼食にはまだ早いため、おやつを食べたら出発する。

展望台からは息子も歩き始める。
黒檜山に戻ってしばらく進むと、黒檜大神神社が建っている。

次なる目的地、駒ヶ岳の姿が見えてくる。

正面に小沼が見える。大沼よりも標高の高い場所にある小さな湖だ。

稜線歩きも急な階段道。息子は手をつないでジャンプして下りている。

この辺りは木が少ない。昼になって気温が上がったため、とにかく暑い。
息子は長い下りに音を上げたため、再びキャリアに乗せてあげる。

振り返ると、こんもりとした黒檜山が見える。ここから駒ヶ岳まで登り返しだ。

駒ヶ岳山頂に到着。標高1685m。

こちらの山頂は狭く、展望もあまり良くない。
大沼が木々の間から僅かに見える程度だ。

反対側は靄でもうほとんど何も見えない。
少々窮屈だが、狭い山頂で昼食をとることにする。

昼食をとったら山頂を出発。崩壊地では赤い土がむき出しになっている。
この赤い土が赤城山の名の由来だろうか?

しばらくは歩きやすい稜線の登山道だ。

途中で稜線を外れて再び急坂になる。
鉄の階段は歩幅が小さく、非常に下りにくい。

足元に白い花が咲いている。
今は高山植物が咲き競う時期なのだが、この山は花が非常に少ない。

車道に下山する。

下山地点は大沼の湖畔だ。

山の中にある湖だけあって、水はそこそこきれいだ。

赤城神社に立ち寄る。神社に続く赤い橋を渡る。

橋から湖を眺める。鯉と小魚がたくさん泳いでいる。

橋を渡ったら赤城神社の立派な鳥居を潜る。

赤城神社拝殿。全国に300ある赤城神社の本宮と推測されている歴史ある神社だ。

鯉の餌をあげている人がいて、大量の鯉が集まって来ている。
娘は興味深そうに眺めているが、餌は200円と少々高い。

売店でソフトクリームを買おうとすると、娘はそれよりも鯉の餌が欲しいと言う。
鯉の餌を手に入れた子供たちは嬉しそうに餌を投げている。よっぽど欲しかったのだろう。
山では素晴らしい景色を眺められ、湖では子供たちも楽しめて、良い休日になった。


Homeへ