浅間山
日付 2022年8月19日(金)
山域 浅間周辺
メンバー 家族(妻、長男・9歳)
山行形態 子連れ日帰り
アクセス
ルート (Map) 浅間山荘 (9:09) - (9:41) 一の鳥居 - (10:00) 二の鳥居 - (10:46) 火山館 - (11:17) 賽ノ河原分岐 - (12:12) シェルター - (12:30) 前掛山 (13:01) - (13:10) シェルター - (13:43) 賽ノ河原分岐 - (14:00) 火山館 (14:14) - (14:46) 二の鳥居 - (15:01) 一の鳥居 - (15:17) 浅間山荘


今週の後半はずっと雨予報が出ていたが、数日前に一転して晴予報に変わる。
滅多に無い、予定のない休日での晴予報のため、
ここしばらく山続きだったが、再度山に行くことにする。
行先は浅間山。いつの間にか噴火警戒レベルが下がっていたため、
これまた数少ない登れる機会に登っておくことにする。

浅間山荘の駐車場に車を停める。標高1410m。
かなり広大な駐車場だ。

ここはキャンプ場があり、快適そうなキャビンが並んでいる。

乗馬体験ができるようだ。

鳥居を潜って登山開始。

噴火警戒レベルは「1」。レベル2になると登山できない。

樹林帯の中の気持ちの良い道。

一の鳥居。

木橋で沢を渡る。火山なので、水は濁っている。

不動滝。比較的小さな滝だ。

二の鳥居。

目の前に牙山が見えてくる。特徴的な山容だ。

この辺りはオンタデが群生している。

所々でフウロソウの花が咲いている。
浅間山だから、アサマフウロなのだろうか?同定の仕方が分からない。

アザミの花も見られる。

美しいトリカブト。

登山道に飛び出した木。よく目立つ。

左手には見事な岩壁が見られる。浅間山の外輪山だ。

周囲の景色は火山っぽくなってくる。

オレンジ色に染まった川。水は冷たく、温かくはない。

石も草もオレンジに染まっている。

火山館に到着。管理人が常駐している。

冷たい水が出続けている。

火山館の裏に浅間神社がある。比較的小振りの神社だ。

ここからは傾斜が緩くなり、楽ちんな道になる。

草むらに所々真っ黒な石が転がっている。噴火時に飛んできた噴石だろうか?

クジャクチョウ。昨年、東北で見かけたチョウだ。

分岐点に到着。ここから浅間山への登りが始まる。
2年前にこの地に来た時は、登山禁止でロープが張られていた。

浅間山のでかい図体が見えてくる。ここから山頂まで標高差400mほどだ。

遠くに志賀高原の山々が見える。中央に岩菅山、その左が横手山だ。

山頂部に見える白いものは噴煙だろうか?

外輪山が一望のもと。素晴らしい展望だ。

砂礫の道で少々歩きにくいが、富士山ほどではない。

第二外輪山に到着。噴火警戒レベル1とはいえ、浅間山本峰には登れない。
ここから第二外輪山最高峰である前掛山を目指す。

シェルター。噴火の際はここに逃げ込める。

四阿山が近くに見える。ずいぶんご無沙汰しているので、久しぶりに行ってみたい。

斜面に一際目立つ巨大な噴石が落ちている。

ここからは第二外輪山を歩いて、前掛山を目指す。
素晴らしい晴天、素晴らしい展望だ。

前掛山山頂に到着する。標高2524m。
この先に見えているのは浅間山本峰だ。

山頂からは360度の素晴らしい展望が広がる。第一外輪山が美しい。

幾重にも重なる山々。

遠く八ヶ岳が見えている。

手前には剣ヶ峰~牙山のギザギザの稜線が良く見える。

富士山は残念ながら雲の中で、わずかに頭を見せるのみだ。

山頂でセミを発見。もうあまり元気がない。
この辺りは木が全くないので、木がある方向を向かせてやると
しばらくして飛んで行った。

山頂で昼食休憩を取ったら下山開始。
しばらくは展望の良い稜線歩きだ。左手には第二外輪山と湯ノ平。

右手は荒涼とした絶壁。

シェルターまで戻ってきたら、中に入ってみる。
なぜか中には多くの石が転がっている。

シェルターから前掛山を見上げる。

ここからは砂礫の中の下山。登りは大変だが下りは楽だ。

火山館に戻ってくる。ここでおやつ休憩をとる。

ドローンを飛ばしている人がいる。研究目的のようだ。

あとは緩い傾斜の道を駐車場まで戻るのみ。牙山の脇を抜けて行く。
往路は逆光だったが、今は順光なので美しい。

こちらは第二外輪山の岩壁。こちらの景色も素晴らしい。

登山道のすぐ側でカモシカを発見。
カモシカ平と呼ばれる場所なので、よく現れるのだろう。
カモシカは人に対する警戒心が薄いので、こちらの存在には気付いているが、葉を食べ続けている。

分岐点。往路は不動滝を経由するコースを歩いたので、復路は右手の別の道を選択。

どちらの道を選んでも大した変わりはない。

無事下山。
浅間山は登山道からの景色が変化に富んでおり、
山頂からの展望も遮るもののない素晴らしい展望で、どこを切り取っても素晴らしい山だった。
いつの日か、本峰に登れる日が来たら、是非登ってみたい。


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