大小山
日付 2015年4月19日(日)
山域 安蘇山塊
メンバー 家族(妻、長女・4歳、長男・1歳)
山行形態 子連れ日帰り
アクセス
ルート (Map) 阿夫利神社駐車場 (7:52) - (9:08) 妙義山 (9:16) - (9:28) 鷹巣山 - (9:42) 東屋 (10:19) - (10:53) 阿夫利神社駐車場


栃木県に大小山という変わった名前の山がある。
標高300m程度の小さな山なのだが、岩場があり面白そうな山だ。
コースタイムも手頃とあって、前々から目をつけていた。
春の暖かな一日に、出かけてみることにする。

広い駐車場に到着する。

山の上部に「大小」の大きな字が見える。
これが大小山のシンボルになっている。

駐車場から5分程度歩くと、ここにも駐車場がある。
こちらに車を停めるべきだった。

登山道は最初から急坂だ。
低い山だが、いきなりの急登は結構体がきつい。

白い花があちらこちらに咲いている。

ツツジの花も咲いている。そろそろツツジの季節になってきた。

岩が一方向のみに割れている。この辺りはどのような地層なのだろう?

急な坂を登りきると、緩やかな尾根道になる。新緑がきれいだ。

しばらく歩くと岩場が現れる。

岩場を登って行く。娘はこういった登山道の方が生き生きしている。
傾斜の緩い岩場で難易度は高くない。

岩場を登りきると展望が広がる。
今日は景色が霞んでいて、あまり遠くまでは見渡せない。

岩に大きな穴が開いている。人工の穴のようだ。

途中で息子が泣いて何かを訴えだす。ここ最近いつもこのパターンだ。
息子をキャリアから下ろすと、スタスタと歩き始める。ずっと山を歩きたかったようだ。

展望が広がり、大小の字が横から見える。
だいぶ高いところまで登ってきた。

娘が側の石に登って遊んでいると、息子も真似して登り出す。
何でも姉の真似をするので、危なっかしい。

息子は歩くのが楽しいようで、キャリアに乗せようとすると怒る。
岩場は親の両手を掴んで登って行く。

簡単な岩場のため、娘は補助なしに登れる。
こちらは息子に両手を捕まれているので、結構登りにくい。

あっという間の登りで山頂が見えてきた。

息子は岩にしがみついて頑張って登っている。

大小山山頂に到着する。標高314m。
ここのピークは妙義山という名がついていて、ここが大小山の最高峰だ。

霞んではいるが360度の展望が広がる。

遠くに薄ら男体山が見えている。

時刻は9時で昼食には早すぎるので、下山を開始することにする。
下りも急斜面だ。

下りになっても息子はキャリアに乗ろうとしない。
しかし足はフラフラで、掴んだ手にぶら下がるようにして歩いている。

隣のピークである鷹巣山に到着。標識には大小山山頂と書かれている。

ここからは一箇所のみ展望が広がる。

ここから先も岩がちな道が続く。

急な階段を下る。

階段を下った先に東屋がある。たくさんの登山者が休憩していたが、
1グループのツアー登山だったようで、彼らが去った後は静かになる。
ここで昼食をとることにする。

ここは大小の文字の真下。見上げると大小の文字が大きい。

昼食をとったら、残りわずかの行程を歩く。
男坂と女坂の分岐点では男坂を選択。

男坂は当然険しい道。娘は何度か転んで、その度に泣いている。

斜面の新緑と桜が美しい。

大小山仙間神社に到着。

ここからは整備された道になる。

下山地点にある阿夫利神社。丹沢の大山にも同じ名前の神社がある。

無事下山。駐車場は上の駐車場も下の駐車場も一杯になっていた。
小さな山頂にこれだけの人が集まると、山頂は大混雑になるだろう。

時刻は11時前、帰るには早すぎるため、近くにある「あしかがフラワーパーク」に立ち寄る。
フジの花で非常に有名な場所のようだ。

料金は大人900円、子供500円。暇つぶしのために立ち寄っただけで2300円は払えない。
フジの花が満開ならともかく、咲き始め程度とのことなので、入園をあきらめる。
もっとも、満開の時期は入園料が1700円/人になるのだが…。強気な値段だ。
大小山は思ったより小さく、難易度も低く、少々消化不良だったが、思わぬ息子の初山行となった。
今後も歩きたいと言い続けられると、ちょっと厄介ではある。


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