富士見岳
日付 2022年1月9日(日)
山域 駿河
メンバー 家族(妻、長女・10歳、長男・8歳)
山行形態 子連れ日帰り
アクセス
ルート (Map) 俵峰駐車スペース (8:35) - (8:51) 登山口 - (9:21) 引落峠 - (9:46) 大滝 (10:03) - (10:24) 一本杉 - (10:38) 富士見岳 (11:26) - (11:57) 駒引峠 - (13:15) 俵峰駐車スペース


先週は雪が降ったので、比較的雪の影響が少なそうな南の山に登ることにする。
竜爪山を中心に考えていたが、近くに大滝という氷瀑の存在を知る。
どちらにも行くのは厳しそうなので、今回は大滝と近くの富士見岳を周回することにする。

俵峰の集落の空き地に車を停める。標高470m。
朝早くから多くの車が停まっている。

周囲は霜で真っ白だ。

静岡と言えばお茶畑。

軒下に巨大なハチの巣を発見。

集落を抜けて登山口に到着する。

森の中の登山道。雪は全く見られない。

ところどころトラバース道で、道が細い場所がある。

ロープを持って慎重に。

登山道に少し雪が出てくる。

大滝に到着。

見事な氷瀑。滝がきれいに凍り付いている。

下から見上げる。巨大なつららだらけだ。

つらら一本一本が光り輝いている。
駐車場に多くの車が停まっていたのは、この氷瀑見学が主目的だ。

少し上から滝を眺める。13年前にここを歩いたときの記録が残っているが、
その時は氷瀑の存在を知らず、大滝はチラ見しただけでスルーしていた。

滝の上流部分。チョロチョロと水が流れている。

稜線に近づくと陽の光が見えてくる。

一本杉に到着。名の通り立派な一本杉が立っている。

ここからは気持ちの良い稜線歩き。

南下する道なので、登りは雪道、下りは雪無しだ。

富士見岳に到着する。標高1078m。

富士見岳と言いながら、富士山は登山道の奥にちらっと見える程度だ。

南の展望が良い。安倍川周囲の低い山々が並んでいる。
左の方は静岡市街だ。

安倍奥東山稜の一番先にある竜爪山が目立っている。
南の方では一際立派な山だ。行ってみたいがちょっとここから往復は遠そうだ。

木の隙間から南アルプスの白い峰々がチラッと見える。
正面は聖岳、右は赤石岳だ。

こちらは大無間山。2008年に登った懐かしい山だ。

登山道を少し戻ると富士山の姿がきれいに見える。
本日は雲一つない快晴だ。

昼食をとったら山頂出発。最初は笹の中の道だ。

すぐに登山道は植林地帯の中になる。

駒引峠に到着。安倍奥東山稜もこの辺りまで来ると植林地帯だらけで、
歩いていても少々趣に欠ける。

足元に石仏が祀られているが残念ながら頭が無い。
文政六と彫られている。1823年で江戸時代だ。

ここからは林道のような広い道になる。

周囲はミツマタが多い。

地図を見ると、どうやら駒引峠から登山道を間違えたようだ。
このまま下れそうなので引き返さずにそのまま進む。

車道に降り立つ。つまらない遠回り道を歩いてしまった。

車道を歩くと正規の登山口に出てくる。
ここに標識は無く、登りの人も道を間違えそうだ。

周囲の山々が美しい。

この辺りは放置され荒れ果てたお茶畑が広がっている。

集落に近くなると路駐地帯になる。
空き地の存在を知らない人や停められなかった人が、ここに停めているようだ。

水月院の駐車場に、登山者は停めないように書かれている。
先ほどの路駐と合わせて、集落の方たちと登山者の間で軋轢があるようだ。

車を停めた空き地に戻ってきて、歩いてきた山々を眺める。
本日は何といっても氷瀑が素晴らしい山だった。
一方、富士見岳からの展望は思ったほどではなく、登山道も少々面白味に欠けた山だった。


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