二子山
日付 2007年10月13日(土)
山域 西上州
メンバー 単独
山行形態 日帰り
アクセス 電車、バス
ルート (Map) 坂本→股峠→東岳往復→西岳→魚尾道峠→坂本


眺めて良し・登って良しの二子山に行く。
埼玉の奥地にある比較的マイナーな山。

10:34 坂本バス停到着。標高505m。
バスの便が少ないので、どんなにがんばっても到着はこの時間になってしまう。

二子山に向かって歩き出す。

集落から見上げると、二子山の岩壁がよく見える。

今年9月に関東を直撃した台風の影響で、登山道のあちこちが崩壊している。
そのたびに崩壊箇所を迂回して進んでいく。

登山道入口に到着。じゃあ今までのは何だったの?

沢沿いの道を登っていく。

真白な石灰岩。この山は全て石灰岩でできている。

股峠に到着。二子山の東岳と西岳の間にある峠。

まずは東岳をめざす。困難な鎖場を通過し、岩壁をトラバースする。

東岳の姿が見えてきた。

振り返ると、岩をつきたてたような西岳が間近に見える。

11:51 二子山東岳山頂到着。標高1122m。
狭い山頂で誰もいない。

山頂からはぎざぎざの両神山が真正面に見える。

岩場に生えている木々も紅葉まであと一歩というところ。
紅葉がきれいな頃にもう一度来ようと思う。

東岳を下り、再び股峠に戻ってくる。
ここから西岳をめざす。

ルート案内図。赤色は上級者コース、青色は一般コース。
上級者コースは岩場を直登する。

上級コースを選ぶ。
一般コースと上級コースの分岐点には道標がなかった。
こちらの道に気づかない人は、来るなということか…

案内板。最近鎖はすべて撤去されたらしい。
鎖設置者の無念さが伝わる文章だ…

鎖はないがホールドは非常に多いので、困難なところはほとんどない。

振り返ると、先ほど登った西岳が大きく聳えている。

傾斜は90度に近いところもあるが、樹木が多いため、高度感はさほどない。

視界が開け、西岳の山頂が見えてきた。

13:02 二子山西岳山頂到着。標高1166m。

山頂からの景色。さほど目立つピークのない、西上州の山々が連なる。

13:40 昼食をとって山頂出発。

山頂から西へはスリルのある尾根道が続く。

石灰岩特有のごつごつした岩肌。
つるつるした岩より登りやすいが、怪我しやすい。

振り返ると西岳が大きい。

西岳の岩壁には何人かのロッククライマーが張り付いている。

岩の上を歩いて行く、面白い尾根道が続く。

登山道から一歩外れると奈落の底へ落っこちる。

石灰岩は水に解けやすいからか、岩のあちこちに穴があいている。

目の前に山頂部を削られた叶山が見えてきた。
武甲山と同じく叶山も石灰岩採掘のために削られている。
二子山も削られる計画があったが、地元の人々の猛反対があって守られたらしい。

尾根を外れて下山する。
7mの鎖場。ここを過ぎると平穏な登山道になる。

木々が刈り払われた、なだらかで眺めのよい登山道。

振り返ると二子山の東岳と西岳が並んで見える。

下山中に発見した巨大きのこ。

15:15 坂本バス停到着。
バスの時間まで1時間15分。少し早く下りすぎた…


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