源氏山
日付 2025年6月21日(土)
山域 南アルプス
メンバー 家族(妻)
山行形態 日帰り
アクセス
ルート (Map) 林道池の茶屋線分岐 (9:16) - (9:43) 登山口 - (10:36) 源氏山 (10:53) - (11:40) 大峠山 (12:14) - (12:41) 登山口 - (13:19) 林道池の茶屋線分岐


源氏山は南アルプスの東に位置する山だ。
南アルプスを眺めるのに良い位置にありながら、残念ながら展望は良くない。
快晴予報でもないので、若干展望がある程度の山で十分だろう。
登山口の標高がすでに1600mを越えているので、この時期でも暑くはなさそうだ。

登山口の林道池の茶屋線分岐の駐車場に車を停める。標高1670m。
小さな駐車スペースに車を3台停めることができる。
標高が高いので非常に涼しい。

展望台への道があるが、帰りに寄ることにしてまずは源氏山に向かう。

しばらく林道を歩くと分岐があり、砂利道に入って行く。

途中で素晴らしい展望が広がる。正面は悪沢岳。左奥は赤石岳だ。

林道脇の法面は苔に覆われている。

法面に巨大な穴が開いている。傷んでいるが道は整備されている。

源氏山の登山口に到着。

森の中を登っていく。ハルゼミの声がこだましている。

大峠山との分岐点に到着。まずは源氏山を目指す。

目指す丸い頭の源氏山が見えている。

この辺りは少し道が細い。

トラバース道から尾根道になる。意外に痩せ尾根だ。

放置されたワイヤーや滑車。植林は見当たらないが、林業に使っていたのだろうか?
使用を終えたのなら片付けてほしいところだ。

あまり歩く人がいないのか、登山道は苔に覆われている。

周囲は美しい樹林帯が広がる。

源氏山の山頂に到着。標高1827m。

樹林帯に覆われた、全く展望の広がらない山頂だ。

富士山展望台の標識があったので行ってみる。
樹林の隙間から何とか富士山の頭が見える。

富士山を拡大。今日は雲が多いが、頭だけでも見られてよかった。

源氏山を下山し、今度は大峠山に向かう。

分岐点から20分ほどで大峠山の山頂に到着する。標高1908m。
本日の最高峰だ。

山頂に石碑があり、見てみると「強歩大会之地」と記載されている。
源氏山にも同じような石碑があった。ただの大会でわざわざこんな石碑を置いたのか…
昭和27年と書かれている。戦後の復興期だ。

林道まで戻ってくる。

道路脇に切り株が大量に積みあがっている。

帰りは当初の予定通り、展望台への道に入って行く。

展望台に到着。

残念ながら南アルプス方面は雲に覆われていてよく見えない。
朝に来ておくべきだった。

富士山も少しだけ見える。

駐車場所まで降りてくる。
地味な山ではあったが、人通りが少なく、のんびり涼しい山を歩くことができた。


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