晴海展望台
日付 2017年12月17日(日)
山域 駿河
メンバー 家族(妻、長女・6歳、長男・4歳)
山行形態 子連れ日帰り
アクセス
ルート (Map) 車道終点 (9:02) - (10:16) 樽峠 - (11:08) 十国展望台 - (11:35) 晴海展望台 (12:12) - (12:36) 十国展望台 - (13:11) 樽峠 - (14:08) 車道終点


年賀状の写真を撮るため富士山が見える山を探す。
もう寒いためあまり高い山には行けない。目を付けたのは貫ヶ岳。
富士山の南西にある山で山頂からの展望は乏しいが、
道中の展望台からは富士山がきれいに見えそうだ。

車道の終点に車を停める。標高450m。

山奥だが明るく開けている。車道終点から細い道を辿って行く。

歩き始めた道は間違いで、車道を少し戻ったところに登山口がある。

周囲はお茶畑が広がっている。

もう12月中旬だが、わずかに紅葉が残っている。

慎重に木の橋を渡る。木が腐っていてかなり揺れる橋だ。
息子はようやく手を繋がなくても一人で渡れるようになった。

次の橋は高度感があるため、もう無理。でも一人で頑張って渡る。

娘は慣れたもので楽勝で渡る。

樽峠まで沢沿いの道を登って行く。
登山道は概ね整備されているが、ところどころ危険な箇所がある。

何度か巨岩が転がる沢を渡る。水はほとんど流れていない。

所々に石が積み上げられている。

登山道は沢を離れ、ようやく歩きやすい道になる。

ヒュッテの標識。この先に小屋があるらしい。
こんな場所にヒュッテがあるとは知らなかった。

風化した倒木。鳥の形のように見える。手前右が頭、左右が羽だ。

樽峠に到着すると、2体の地蔵が並んでいる。ここは古の峠道だ。
ここまで到達するのに思ったより時間がかかってしまった。

前回ここに来た時は、ここから高ドッキョウに向かった。
今回は反対方向の貫ヶ岳方面に歩を進める。

しばらく歩くと貫ヶ岳登山道入口の標識が現れる。
ここまで歩いてようやく入口?

ここからはものすごい急登が始まる。
段差の大きい階段が延々と続いている。

木が真白なキノコに覆いつくされている。

平治の段に到着。
少し登ったところは展望が広がりそうだが、この先に展望台があるので先に進む。

ここからはアップダウンの少ない歩きやすい道になる。

すぐに十国展望台に到着する。
残念ながら富士山に雲がかかり始めている。

眼下には富士市の街並み、背後に見えているのは愛鷹山だ。

駿河湾の美しい海岸線。

もう少し足を延ばして晴海展望台まで行くことにする。
平坦な道かと思ったら結構下って登り返す必要がある。

晴海展望台に到着。標高929m。

残念ながら富士山は完全に雲に隠れてしまった。
ここから貫ヶ岳までは結構な距離があり、もう12時前のため、
本日の登山はここまでとし、昼食をとることにする。

犬を連れて登ってきている人がいて、子供たちが遊んでいる。

昼食をとったら下山開始。足元には小さな霜柱がある。

坂を登り返して再び十国展望台に戻ってくる。
相変わらず富士山は雲の中だが、駿河湾と背後の伊豆半島がきれいに見える。

子供たちは急斜面の階段も軽々と下っていく。

樹林の間から格好良い山がチラリと見える。篠井山だろうか?

樽峠を経由し、沢沿いの道を下る。
道幅が狭く、左側は急斜面で滑落が怖い登山道だ。

周囲は照葉樹林帯になる。この辺りは比較的温暖な気候なのだろう。

沢に水が流れるようになったところで、少しだけ沢遊び。

ふと見上げると南国っぽい植物が立っている。ヤシ科の植物だろうか?
周囲にいくらか見られるので、自生しているのだろう。

沢の上は倒木だらけ。

無事お茶畑に戻ってくる。いかにも静岡らしい風景だ。
目的地の貫ヶ岳までは辿り着けず、富士山の展望も得られずで
少々残念な登山になってしまった。


他の山行記録

Homeへ