大野山~日影山~シダンゴ山
日付 2010年4月10日(土)
山域 丹沢
メンバー 単独
山行形態 日帰り
アクセス 電車、バス
ルート (Map) 谷峨駅→大野山→日影山→シダンゴ山→寄


今日は久々の単独行。あまり遠出をせず、丹沢のマイナールート
大野山からシダンゴ山間を歩くことにする。
この登山道はあまり整備されておらず、ロングルートということもあって
この時期でも静かな山行が楽しめそうだ。

6:35 谷峨駅到着。標高170m。
以前大野山に来たときは谷峨駅到着が10時代だったが、
今回は単独ということもあり、早朝から行動を開始する。

菜の花が咲いている。今年はよく菜の花を見かける。
ずいぶん寿命の長い花だ。

道端にはカキドオシの花が咲いている。

トラの人形が置かれている。カラスよけだろうか?

まだ新緑には早いが、標高の低いところは少しずつ葉が出てきているようだ。

目の前に丸い頭の大野山が見えてきた。

野菜や果物が箱に入っている。無人の野菜売り場のようだ。
なんと缶コーヒーまで入っていて至れり尽せりだ。

大野山の山頂部に広がる牧場に到着する。樹木がなくなり大きく展望が広がる。

南には箱根の山々が見えているが、山頂部は雲がかかっている。
足元では桜の木が花を付けている。

足元には数多くの雑草が地味な花を咲かせている。
ヒメオドリコソウやナズナなどが見られる。

牧柵の縁に沿って山頂をめざす。

丹沢の中心部の山々が見えてきた。
ちょうどいい感じに雲がかかっていて、丹沢の山々も高峰に見える。

7:51 大野山山頂到着。標高723m。

車でも来られるこの山頂は、前回来たときは非常に賑わっていたが、
さすがにこの時間では誰もいない。

山頂付近に広がる広大な牧場。緑色が非常にきれいだ。
背後に見える目立つピークは金時山だ。

山頂から日影山に向かう。しばらくは車道歩きが続くが、
途中から再び登山道に入っていく。

この辺りは鹿柵が多い。所々で鹿柵を越えるための脚立が置かれている。
林業の作業者用のものだろう。

日影山に近づいていくと、辺りは猛烈な笹藪になる。笹藪というより竹薮だ。
登山道は整備されているので歩きやすい。

9:23 日影山山頂到着。標高876m。
丹沢山中にあるマイナーピークだ。

山頂に動物の骨が落ちている。何の骨だろうか?

山頂からは急斜面の痩せ尾根を下っていく。

峠に下り立つと、そこには立派な道路が走っている。
通る車もほとんどないところに、ずいぶん立派な林道を作ったものだ。

ここから先は危険箇所があるとの事で「関係者以外立入禁止」となっている。
ここから下山することなど不可能なので、とりあえず危険な箇所が現れるまでは
先に進むことにする。

踏み跡はだいぶ薄くなり、人影もない道が続く。
比較的大きな木がポツリポツリと立っている。

一本の木に絡み付くように、細い幹が伸びている。

この辺りは急斜面が多く、あちらこちらで斜面が崩壊している。
崖に生える木は根っこの先っぽで何とか体勢を保っている。
この辺りでようやく人とすれ違う。

シダンゴ山と雨山峠の分岐点に到着。今回はここからシダンゴ山をめざす。
雨山峠への道もいつか歩いてみたいところだ。

両側から鹿柵が迫っている。威圧感がありなんとも歩きにくい。

再び林道に到着。先ほど通った林道とは繋がっているようだ。
ここは三叉路になっている。

ここまでくればシダンゴ山まではもうすぐ。急な山道を登っていく。

シダンゴ山の山頂部が見えてきた。

この辺りはアセビの木で埋め尽くされている。

11:25 シダンゴ山山頂到着。標高758m。

山頂は比較的賑わっている。今回も富士山は見えない。

鍋割山、塔ノ岳などの丹沢の山々が並んでいる。

日影山で早めの昼食を取っているので、早々に下山する。
この辺りの新緑もきれいだ。

イノシシ防止用の柵。かなり頑丈な扉だ。
丹沢にイノシシが出るとは知らなかった。

下山。のどかな風景が広がる。

寄バス停近辺はたくさんの桜が咲いていて美しい。
この辺りは今が桜の旬のようだ。

12:04 寄バス停到着。標高285m。
思ったよりもだいぶ早く下山してしまったので、
この時間帯のバス時刻表のメモがなかったが、
20分程度待つだけでよくて助かった。

桜をのんびりと眺めていると、程なくしてバスが来た。


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