日和田山 - 山ときどき旅

日和田山

日和田山は奥武蔵前衛の小さな山だ。
それなりに有名な山なのだが標高があまりに低いため、これまであまり食指が動かなかった。
今はあまり高い山には行けないため、この機会に日和田山に登って見る事にする。

10:40 高麗駅到着。標高115m。
この近くに巾着田という有名な観光地があり、今は彼岸花のシーズンなので
駅は多くの観光客で賑わっている。

日和田山と巾着田は同じ方向にあるため、観光客に混ざって歩いていく。
巾着田は下山後に見学する予定だ。

日和田山はロッククライミングで有名な山。今日も多くのクライマーが登っている。
岩の数はそれほど多くないのだが、何よりアクセスが良いのがこの岩場の利点だ。

しばらく登ると展望が大きく開けた場所に出てくる。

ここからは関東平野が一望できる。左の方に見えるのは大山で、遠く丹沢山塊まで見えている。

東京都心部も望める。高い塔は建設中のスカイツリーだ。
この山の標高を考えると、見えている塔の方がはるかに高いはずだ。

展望台からしばらくで日和田山山頂に到着する。標高305m。

山頂はそれほど展望がよくないが、それでもいくらかのハイカーが休憩している。

下山後は巾着田を散策する。もうほとんど終わりかけだが、一部彼岸花が咲いている。
巾着田は川が湾曲して巾着のような形をした平地であることから、こう呼ばれていて
秋は彼岸花、春は菜の花で有名だ。

巾着田から日和田山を望む。まさに里山という感じだ。

巾着田を取り囲む高麗川。高麗駅まで戻る予定だったが、
少し足を延ばし、この川を渡って飯能駅まで歩くことにする。

飯能駅までは登山道のような道が続いている。

家のような形に切られた木。切り株の上に載せられているのではなく、くっついている。
器用に木を切ったものだ。

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