宝登山
日付 2015年2月11日(水)
山域 奥武蔵
メンバー 家族(妻、長女・3歳、長男・1歳)
山行形態 子連れ日帰り
アクセス
ルート (Map) ロープウェイ駐車場 (9:01) - (9:07) 宝登山神社 - (10:18) ロープウェイ山頂駅 - (10:36) 宝登山 (11:34) - (12:28) 氷池分岐 (12:44) - (13:10) 車道 - (13:41) ロープウェイ駐車場


宝登山は埼玉県にある山で、山頂一帯にはロウバイ園がある。
前から行こうと考えていた山で、蝋梅の最盛期である2月を待って宝登山に向かう。

宝登山ロープウェイの大駐車場に到着。標高200m。料金は500円だ。
下の方にある宝登山神社の駐車場は無料のようだが、参拝者が一時的に停められるだけのようだ。

登山口が分からず少しうろうろする。
まずは宝登山神社に参拝する。

大きな鳥居。秩父三社の一社で、なかなか立派な神社だ。

拝殿。細かい装飾が施されている。
今日は建国奉祝祭が催されていて、境内は賑わっている。

神社の裏から登山道に入っていくが、ロープウェイの駐車場とも繋がっているようだ。
駐車場にも標識が欲しかった。大木の根が露出していて、こちらに倒れてきそうだ。

登山道というより車道のような道だ。何と悪路を車が下ってくる。

山頂までずっと車道のような道が続く。
ほとんどの人がロープウェイに乗ると思っていたが、意外に人通りが多い。

所々で展望が開ける。目の前に広がるのは奥武蔵の丘陵地帯だ。

東屋でおむつ交換。息子は最近下痢気味だ。

ロープウェイ山頂駅に到着する。

ここから先はロウバイ園だ。
ロープウェイで上まで来た人が大勢いるため、園内は混雑している。
ロープウェイは現在2時間待ちという声も聞こえてくる。それなら歩いたほうが早そうだ。

蝋梅がたくさん咲いている。花はほのかな香りがする。
梅という名前は付いているが、梅の一種ではないらしい。

ここでは3種類の蝋梅が植えられている。
こちらの花は蝋梅の原種だ。

足元にはフクジュソウの花が咲いている。

蝋梅も素晴らしいが、展望もなかなか素晴らしい。
秩父の町の向こうに聳えるのは武甲山だ。

特異な山容の両神山も良く目立っている。

咲き誇る蝋梅を見学しながら山頂を目指す。

宝登山の山頂に到着する。標高497m。

混雑する山頂の一角にシートを広げて昼食をとる。
親切な観光ガイドの方に山座同定の紙をもらう。
この間登った酉谷山の他、雲取山、和名倉山、甲武信ヶ岳などが同定できる。

娘と息子は手をつないで歩いている。
娘はようやく姉らしくなってきた。

山頂部にある宝登山神社の奥宮に立ち寄る。

神社前には長い行列ができている。どこもかしこも人が多い。

この神社の狛犬は狼だ。秩父の神社は狼の狛犬が多い。

行列に並ぶ気もしないので、横から手を合わせておく。

神社の前には謎の「やきみかん」なるものが売られている。おいしいのだろうか?

道の脇に、木のくずを集めて作られた壁がある。
杭とロープより手間がかかるように思うのだが…

帰りは別コースを下る。

こちらの道に入るとパタッと人通りがなくなるかと思ったら、
意外や意外、続々と人が登ってくる。

段差の大きい急な階段を下る。登ってくる人は皆苦しんでいる。

立派な林道に出てくる。

しばらく林道を歩くと再び登山道に入っていく。
この辺りは長瀞アルプスと呼ばれていて、人気のハイキングコースのようだ。
確かに落葉広葉樹が広がる森は、低山の割に雰囲気が良い。

道は所々ぬかるんでいる。雪が解けたためだろう。

雰囲気の良い長瀞アルプスはまだ続くのだが、当初の予定通り氷池分岐から下山する。
ここでもう一度おむつ替えだ…

登山道はすぐに終わり、林道歩きになる。
娘はわざと氷の上を歩いて、滑ってこけている。

氷池とはどんな池かと思ったら、人工の池だった。
採氷中のため立入禁止の標識が立っている。採氷して何に使うのだろうか?

車道に下山する。道端に今年初めてのオオイヌノフグリを発見。
秩父は寒い地だが、着実に春は近づいている。

下山地点から駐車場まで、しばらく車道歩きだ。
驚いたことに、宝登山ロープウェイまで延々と車の列ができている。
駐車場の空き待ちのため、ほとんど車は流れていないが何時間待ちだろうか?
ちょっとしたハイキングには良いが、ここまで並ぶほどの場所ではなかろうと思うのだが…

駐車場に到着。朝は空いていた駐車場はもう満杯だ。
混雑はしていたが、少し春を感じられる短いハイキングだった。
長瀞アルプスを端から歩けなかったのが少々心残りだ。


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