関八州見晴台
日付 2010年2月14日(日)
山域 奥武蔵
メンバー 友人(男1女1)
山行形態 日帰り
アクセス 電車
ルート (Map) 西吾野駅→高山不動尊→関八州見晴台→飯盛山→越生梅林→越生駅


今日の天気はまずまず。久々に埼玉の山に行ってみることにする。
この時期は雪があるので、里に近い低山に行くことにする。

10:09 西吾野駅到着。標高250m。
この山は駅から直接登ることができる。

埼玉の山間部。この辺りは下界でも雪が積もっている。

登山道を示す標識には何故かムーミンが乗っている。

このあたりの山々は標高が低いのだが、結構雲がかかっている。

幹の一部が禿げて枯れている木がある。
巻き枯らし間伐という手法らしく、間伐の手間がかからないそうだ。

葉の表面は凍りついている。そっと氷をはずすと、
氷でできた葉がとれる。葉脈まで確認できる。

巨木。標識が無いので何の木かよく分からないが、非常に立派な姿だ。

小広く開けたところに出てくる。

ここには高山不動の大イチョウと呼ばれるイチョウの巨木が聳えている。

この木の特徴は幹回り10mという大きさもさることながら、
乳と呼ばれる気根が無数に垂れ下がっているところだ。
地上にある根らしいが、こんな形の木は今まで見たことが無い。

ここから高山不動に続く急な石段が続いている。

高山不動。よくこれほど立派なものを山の中に建てたものだと感心させられる。

上を見ると、梁は曲りくねった木が使われている。
なぜこんな曲がった木が使われているのか、不思議だ。

高山不動外観。雪に包まれた境内は誰もおらずシンとしている。

木に付いた水滴は凍りついている。これも非常にきれいだ。

昼に近づいてきて、天気はだんだんと悪くなってきた。

竹が倒れて先端が地面に付いている。何か不気味な姿だ。

風上に向かって氷が張り付いている。様々な氷のオブジェがあって面白い。

12:16 関八州見晴台到着。標高771m。

ここには東屋が建っていて、休憩できるようになっている。
今まであまり人とは出会わなかったが、ここでは大勢のハイカーが休んでいる。

非常に展望の良い場所らしいが、今日の天気では全てが霞の中だ。

ここから先はしばらく車道と登山道を交互に歩き、飯盛峠に到着する。
この少し手前から、非常に分かりにくい分岐点を右に入っていく。

雪の中から小さな芽がたくさん出てくる。新芽だろうか?
葉は厚くて、色は濃く、あまり新芽という感じはしない。

薄暗い植林地帯の中を下っていく。この辺りは人影がほとんど無い。

14:28 下山。ここから1時間ほど車道を歩く。

乗馬の練習施設だろうか?

下山途中にある越生梅林に寄って行くことにする。非常に有名な梅園だ。

本来なら梅まつりが催されている時期なのだが、延期になっている。
ここ最近寒いので、今年は花が咲くのが遅いらしい。
おかげで無料で観覧することができた。

樹齢650年の古木「魁雪」。梅の木は樹齢200年くらいから幹がねじれ始めるらしい。
越生梅林は梅の数はさほど多くないが、古木が多い。

足元にはフクジュソウが植えられている。

バスの便が悪いので越生駅まで歩いて帰る。


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