日付 | 2009年1月31日(土) - 2009年2月1日(日) | ||||
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山域 | 八ヶ岳 | ||||
メンバー | グループ(男4女5) | ||||
山行形態 | 1泊2日ホテル泊 | ||||
アクセス | 電車、バス、ロープウェイ | ||||
ルート (Map) |
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2日目
6時半起床。ロープウェイは始発が9時なので朝はゆっくりできる。
ピラタスロープウェイに乗って標高2200m地点までやってくる。
ここでスノーシューを履く。
辺りは一面銀世界。早朝は少し曇っていたが、天気は回復傾向にあるようだ。
スノーシューを履いて散策開始。
ペンションのオーナーにガイドを頼み茶臼山展望台をめざす。
雪の表面は雪紋ができている。
平原の中を歩いていく。スノーシューを履いていると、ほとんど体が沈まないので快適だ。
周囲の木々は針葉樹も枯木も真白に染まっている。
樹林帯に入る。両側から枝が覆い被さっているので、
気をつけて歩かないと上から雪が落ちてくる。
頭上は青空が広がっているが、北アルプス方面は雲がかかっている。
残念ながら白く染まった北アルプスは望めそうにない。
左手にめざす茶臼山が見えてきた。
標高差はほとんどないと思っていたが、意外に立派な山だ。
先頭は疲れるので、全員で時々交代しながら歩いていく。
道ははっきりしているが、踏み跡はまったくないきれいな雪だ。
木の枝が真白に染まっている。
今日は背景が青空なので、白い雪がよく映える。
昼時になり、太陽が頭上に輝く。真白な世界なのでサングラスをかけていないと非常に眩しい。
11:11 茶臼山山頂到着。標高2384m。
ここは樹林に囲まれ展望はないが、すぐ近くに展望台がある。
茶臼山展望台に到着。ここに来るのは1年3ヶ月ぶり。
相変わらず八ヶ岳の展望が素晴らしい。
南アルプスの甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳、北岳が見えている。
前回来た時によく見えていた北アルプスは、まだ雲の中だ。
周辺は少し岩がちな地形でスノーシューだと歩きにくい。
風が強いからか、ここはあまり雪が積もっていない。
下界には黒々とした森が広がっている。
地面には雪が積もっているのだろうけど、一面真白にはなっていない。
八ヶ岳は日本海側の山々に比べるとはるかに雪が少ない。
茶臼山を下山し、ピラタスロープウェイ山頂駅に戻ることにする。
帰りは往路から少し外れて、足跡のない雪原を適当に歩いていく。
下は笹原なので、スノーシューを履いていても所々で足がはまる。
縞枯山荘に到着。可愛らしい形をした小屋だ。
13:51 ピラタスロープウェイ山頂駅に戻ってくる。
ロープウェイに乗って下山。眼下にはスキーやスノーボードで滑り降りている人々が見える。
帰りのロープウェイはがらがらだ。
バスに乗って茅野駅まで戻ってくる。当然下界に雪は全くない。
帰りの電車からは夕日を浴びる富士山がきれいに見えている。
心配していた天気だったが、初のスノーシューは見事な晴れだった。