菰釣山
日付 2020年9月13日(日)
山域 丹沢
メンバー 家族(妻、長女・9歳、長男・7歳)
山行形態 子連れ日帰り
アクセス
ルート (Map) 道の駅どうし (8:31) - (9:57) 菰釣山登山口 - (10:39) ブナ沢乗越 - (11:09) 菰釣山 (11:38) - (13:16) 城ヶ尾峠 - (13:50) 車道 - (14:32) 落合橋 - (15:01) 道の駅どうし


丹沢の西方にある菰釣山に行ってみることにする。
アクセスの悪い山でこれまであまり足が向かなかったが、
一度くらいは登っておきたい山だ。

道の駅どうしに車を停める。標高705m。
まだ朝早いが駐車場はバイクで一杯だ。

道志川を眺める。ここは昨年川遊びをした場所だ。

当分の間は車道歩きが続く。しばらく歩くと巨大なキャンプ場が見えてくる。
広大な敷地なのだが、どこもかしこもテントで埋まっているのがすごい。

草に覆われた木橋。

川の側の水たまり。地面から水が湧き出している。

少しだけ河原で遊ぶ。

道路上を流れる川に簡易な橋が置かれている。

その先が車通行止めの場所。まだしばらく車道歩きは続く。

1時間半車道を歩いて、ようやく菰釣山登山口に到着する。

登山道は沢沿いに付けられていて、少々荒れている。

川の中や右岸左岸と登山道は場所を移すため、ルートを追うのが難しい。

周囲はだんだんと雲に覆われてきた。

小さな小さなカエルを発見。

倒木に小さな石が積まれている。ここで本流から離れて左折する。

相変わらず登山道は細い。

完全に雲に覆われてしまった。

稜線に到達。ここからは尾根道だ。

尾根道を歩き始めてすぐに菰釣避難小屋に到着する。

中を覗いてみる。非常にきれいに整備されている。

完全に雲に覆われた道を歩く。展望は全くない。

菰釣山山頂に到着する。標高1380m。
山頂も山頂標識も冴えない山だ。

ここまで誰にも会わなかったが、意外にも山頂には2パーティがいて賑わっている。
展望もなにも無いため、昼食をとったら即下山開始する。

再び菰釣避難小屋まで戻ってきたとき、避難小屋内にいたヒキガエルを救助する。
どうやって小屋に入ったのか分からないが、小屋だと食べ物がとれないだろう。
外に出してやったが、あまり元気がなく動きは鈍い。

木に巻き付くツルに巻き付く緑のツル。

不思議な形のキノコを発見。サンコタケだろうか?

巨大ミミズ。誤って踏んづけてしまったのか、突っついてもあまり動かず元気がない。

下山は少し遠回りして、城ヶ尾峠まで尾根道を歩いてから下山する。
小雨が降って来てレインコートを着る。子連れ登山で雨に降られるのはほぼ初めてだ。

城ヶ尾峠に到着。

ここからの下山道があまり整備されていない。
尾根道は歩きやすいが、そこに至る道は登りも下りも難易度が高い。

悪場を通過。

こちらも道が細い。登山道がほぼ水平でなく、背後は崖だ。

辺りはクモの巣だらけ。水滴がクモの巣についているのでよく目立つ。

車道の上部に辿り着く。ロープが一本垂れ下がっているが、ここを下れという事か?

試しに下ってみるが、どう考えても登山道ではなさそうだ。

下った先に登山口の標識があったため、子供たちはこちらに回らせる。

あとは道の駅どうしまで、延々車道歩き。

子供達は法面歩きが羨ましかったのか、あえて法面を歩いている。

崩れかけた堰堤。メンテナンスはされていなさそうだ。

洗い越しになっている場所が数ヶ所ある。
水量は少ないが、息子は石を並べて渡ろうとしている。

厳重なゲートを通過。

再び巨大キャンプ場に戻ってくる。キャンプ場の中の道を歩く。
本当は登りにこちらの道を歩きたかったのだが、
キャンプ場の中を突っ切る道なので、行きには道の存在に気付かなかった。

山の中から出てようやく視界が広がる。空はどんよりだ。

道の駅どうしに戻ってくる。今日のご褒美に信玄餅アイスを食べて帰宅する。
車道歩きが長く、展望の無い山頂で、人気のない理由がよく分かった。
あえて菰釣山に再訪することはないと思うが、畦ヶ丸からの縦走など
静かな山歩きを楽しめそうだ。


Homeへ