御神楽岳
日付 2009年9月5日(土) - 2009年9月6日(日)
山域 越後
メンバー 単独
山行形態 前夜発1泊2日無人小屋泊
アクセス 電車、バス
ルート (Map)
1日目:八田蟹→湯沢出合→湯沢ノ頭→御神楽岳→本名御神楽→御神楽岳避難小屋
2日目:御神楽岳避難小屋→本名御神楽→御神楽岳→大森山→室谷
1日目】【2日目】

2日目
朝5時に起床する予定だったが、眠いので2度寝をしてしまった。
7:44にようやく小屋を出発。

歩きやすい道を通って本名御神楽に向かう。

本名御神楽近辺から御神楽岳を望む。
山体は大きく立派で、とても低山とは思えない。

再び藪の中を突破して御神楽岳に向かう。
朝一からの藪漕ぎは結構つらい。

昨日に引き続き御神楽岳山頂に到着。
山頂は虫だらけ。あっという間に無数の虫が服やザックにへばりつく。
どれほど虫好きの人でも、1分以上この山頂に滞在するのは困難だろう。
虫の多い山はこれまでにもあったが、これほどまでにひどい状況は初めてだ。

山頂付近からの展望は雲に覆われていて、辛うじて水晶尾根が見える程度。
上空は青空なので、朝早く来れば好展望だっただろう。
2度寝をしたのは大失敗だった。

下山路は登りとは違う室谷方面に下る道を選ぶ。
ここで早くも今朝登ってきたハイカーとすれ違う。
山頂から悲鳴が聞こえてくる。あの虫の数では当然だ。

巨大な杉の木が立っている。

オクモミジハグマ。何とも地味な花だ。

水場を横切って下っていく。なかなかきれいな水だ。
登りでは貴重な最後の水場だが、下りでは必要ないので、一口だけ飲んでいく。

昨日使った静かな道に比べて、こちらは次々と人が登ってくる。
ほとんどの人はこちらの簡単なコースを往復しているようだ。
確かにこちらの道も悪くはないが、昨日のような御神楽らしさを持つコースを歩かないと
わざわざこの山に来る価値も半減してしまうと思うのだが…

車道に下山。ほとんど駐車場はないが多くの車が停まっている。

展望のよい車道をのんびりと歩いてバス停に向かう。

車道脇で昼寝する蛇。頭隠して尻隠さずだ。
枝で突っつくと逃げていった。

バスの時間まで余裕があるので、少し寄り道して室谷洞窟に行ってみる。

洞窟は非常に小さく、大して注意を引くものはない。
昔はここに川が流れていて、水の力で削られた穴だそうだ。
縄文時代の土器や石器がここから見つかったらしく、文化遺産として価値があるらしい。

道端で一心不乱に土を掘っている動物を発見。3匹のイノシシだ。

気づかれないよう、そーっと近づく。
相当に近づくとさすがに相手も気づいて、逃げ出すかと思いきや威嚇されてしまう。

不動滝。川の対岸にあるので近づくことはできない。
水量は少ない。

のどかな風景を眺めながらバス停に向かう。

13:27 室谷バス停到着。標高200m。
バス停がガイドブックに載っている位置と変わっていたので、
最後は少々あせってしまった。
このバスを逃すと次のバスは4時間半後で、帰れなくなってしまう。

前のページ

Homeへ