日付 | 2016年4月24日(日) |
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山域 | 西上州 |
メンバー | 家族(妻、長女・5歳、長男・2歳) |
山行形態 | 子連れ日帰り |
アクセス | 車 |
ルート (Map) | 登山口 (8:22) - 尾根コース - (10:11) 三ツ岩岳 (10:53) - 竜王大権現コース - (11:50) 登山口 |
朝起きると外は土砂降り。群馬は天気が回復するという予報を信じて出発する。
登山口の駐車場に着いた頃には雨が止んでいた。標高650m。
アカヤシオの咲く季節なので、小さな駐車場はもうほとんど埋まっている。
駐車場の側には大仁田ダムが聳えている。
登山口の側にある竜王の里宮。
準備を整えたら登山道に入って行く。
堰堤を見学する。
木の橋を渡る。雨が降った後なので、濡れていてよく滑る。
歩き始めてすぐに分岐点に到着する。
この山は2本の登山道があり、周回コースを歩くことができる。
登りは尾根コースを選択する。
沢沿いの道は湿気が多く、辺りは苔に覆われている。
足元にはあちらこちらから新芽が顔を出している。
最初の方は植林地帯の中の登りが続く。
途中で荒れた林道に到着。歩きやすくなったので、息子を降ろして歩かせてみる。
早速、木の棒を拾って遊びだす。途端に前に進まなくなってしまった。
次は栗を拾って遊ぶ。素手で触って痛くないのだろうか?
ようやく辺りにツツジの花が現れ出す。
尾根に到達。雲が消えて日差しが出てきた。
咲いているのはミツバツツジが多い。
アカヤシオを発見。ミツバツツジとは花の質感が違い、こちらは繊細だ。
残念ながら多くの花はもう地面に落ちている。
一週間ほど来るのが遅かったか…
花びらを拾って遊ぶ。
尾根は岩がちになって来る。いかにも西上州の山らしい地形だ。
木が複雑に絡み合っている。
明るい尾根道が続く。新緑とツツジが美しい。
眼下には淡い緑色が広がっている。
ロープをつかんで急斜面を下る。それなりにアップダウンがある
巨大な岩。この岩は左から巻いていく。
特に難易度が高い岩場は無いが、ロープをつかんで登る場所などが続く。
ヒカゲツツジの花も咲いている。
山頂直下でもう1つの登山道と合流する。
登ってきた方向と反対側の斜面はアカヤシオの大群落だ。
アカヤシオのトンネルを潜って山頂を目指す。
稜線上は日当たりが良いためか、多くの花はもう落ちている。
途中で展望が広がる。右に見えるのは鹿岳だ。
アカヤシオに彩られた山頂を望む。見事な景色だ。
三ツ岩岳に到着する。標高1032m。
比較的狭い山頂だが、小さいスペースに腰を下ろして昼食をとる。
山頂からの展望。正面の岩峰は大岩だ。
眼下に小さな岩峰があり、石仏が祀らている。
そこに至る道はないが、慎重に崖を下りたら辿り着けそうだ。
昼食をとったら下山を開始する。
帰り道もアカヤシオを眺めながら歩く。
この辺りも新緑が美しい。
北側の斜面はアカヤシオに彩られてピンク色に染められている。
濃淡無数の花が咲き乱れている。
ようやく念願のアカヤシオの群落を眺めることができた。
岩の割れ目から植物が顔を出している。バイケイソウだろうか?
竜王の奥宮に到着。古びた剣が置かれている。
急斜面の登山道を慎重に下る。
途中でロープも出てくる。登山道に一癖二癖あるのが西上州の山の特徴だ。
無事下山する。この小さな山に観光バスまで停まっている。
初めて満開のアカヤシオの群落が見られ、満足の山行だった。