三ツ岩岳
日付 2016年4月24日(日)
山域 西上州
メンバー 家族(妻、長女・5歳、長男・2歳)
山行形態 子連れ日帰り
アクセス
ルート (Map) 登山口 (8:22) - 尾根コース - (10:11) 三ツ岩岳 (10:53) - 竜王大権現コース - (11:50) 登山口


用事や天候不順などでなかなか山に行けず、1ヶ月ぶりの山行。
アカヤシオの咲く季節になったので、花を求めて三ツ岩岳に行く。
2012年に隣の烏帽子岳に登った際に、次は三ツ岩岳に行こうと思っていたが、
それから4年も経ってしまった。

朝起きると外は土砂降り。群馬は天気が回復するという予報を信じて出発する。
登山口の駐車場に着いた頃には雨が止んでいた。標高650m。
アカヤシオの咲く季節なので、小さな駐車場はもうほとんど埋まっている。
駐車場の側には大仁田ダムが聳えている。

登山口の側にある竜王の里宮。

準備を整えたら登山道に入って行く。

堰堤を見学する。

木の橋を渡る。雨が降った後なので、濡れていてよく滑る。

歩き始めてすぐに分岐点に到着する。
この山は2本の登山道があり、周回コースを歩くことができる。
登りは尾根コースを選択する。

沢沿いの道は湿気が多く、辺りは苔に覆われている。

足元にはあちらこちらから新芽が顔を出している。

最初の方は植林地帯の中の登りが続く。

途中で荒れた林道に到着。歩きやすくなったので、息子を降ろして歩かせてみる。

早速、木の棒を拾って遊びだす。途端に前に進まなくなってしまった。

次は栗を拾って遊ぶ。素手で触って痛くないのだろうか?

ようやく辺りにツツジの花が現れ出す。

尾根に到達。雲が消えて日差しが出てきた。

咲いているのはミツバツツジが多い。

アカヤシオを発見。ミツバツツジとは花の質感が違い、こちらは繊細だ。

残念ながら多くの花はもう地面に落ちている。
一週間ほど来るのが遅かったか…

花びらを拾って遊ぶ。

尾根は岩がちになって来る。いかにも西上州の山らしい地形だ。

木が複雑に絡み合っている。

明るい尾根道が続く。新緑とツツジが美しい。

眼下には淡い緑色が広がっている。

ロープをつかんで急斜面を下る。それなりにアップダウンがある

巨大な岩。この岩は左から巻いていく。

特に難易度が高い岩場は無いが、ロープをつかんで登る場所などが続く。

ヒカゲツツジの花も咲いている。

山頂直下でもう1つの登山道と合流する。
登ってきた方向と反対側の斜面はアカヤシオの大群落だ。

アカヤシオのトンネルを潜って山頂を目指す。
稜線上は日当たりが良いためか、多くの花はもう落ちている。

途中で展望が広がる。右に見えるのは鹿岳だ。

アカヤシオに彩られた山頂を望む。見事な景色だ。

三ツ岩岳に到着する。標高1032m。
比較的狭い山頂だが、小さいスペースに腰を下ろして昼食をとる。

山頂からの展望。正面の岩峰は大岩だ。

眼下に小さな岩峰があり、石仏が祀らている。
そこに至る道はないが、慎重に崖を下りたら辿り着けそうだ。

昼食をとったら下山を開始する。

帰り道もアカヤシオを眺めながら歩く。

この辺りも新緑が美しい。

北側の斜面はアカヤシオに彩られてピンク色に染められている。

濃淡無数の花が咲き乱れている。
ようやく念願のアカヤシオの群落を眺めることができた。

岩の割れ目から植物が顔を出している。バイケイソウだろうか?

竜王の奥宮に到着。古びた剣が置かれている。

急斜面の登山道を慎重に下る。

途中でロープも出てくる。登山道に一癖二癖あるのが西上州の山の特徴だ。

無事下山する。この小さな山に観光バスまで停まっている。
初めて満開のアカヤシオの群落が見られ、満足の山行だった。


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