日付 | 2009年6月27日(土) - 2009年6月28日(日) | ||||
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山域 | 日光周辺 | ||||
メンバー | グループ(男5女2) | ||||
山行形態 | 1泊2日ホテル泊 | ||||
アクセス | 車 | ||||
ルート (Map2) |
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2日目
6:20に宿を出発。
車で駐車場まで移動。ここからさらに送迎バスに乗って上のほうまで行く。
車窓からは武尊牧場が広がる。
7:20 三合平を出発する。標高1480m。
あたりは巨木が多い原生林が広がっている。
巨大化したミズバショウの葉。花の時期には少し遅すぎる。
映画「眠る男」のロケ地という案内板が立っている。
道端にはマイヅルソウがたくさん咲いている。
ズダヤクシュ。雑草のようで目立たない。
サンカヨウ。
武尊避難小屋に到着。内部は結構荒廃していて、本当に避難時にしか使えなさそうだ。
しばらく歩くと、樹林のあいだから武尊山の山頂が見えてきた。
傾斜はゆるやかで歩きやすいが、登山道は泥に覆われている箇所がかなりある。
虫の数がかなり多くうっとうしい。
なだらかだった斜面を過ぎると、目の前に岩肌が露出した急斜面が現れる。
このコース唯一の難所だ。
数箇所連続して鎖場がある。
鎖場を過ぎると広い斜面に出てくる。
辺りはハイマツに覆われていて、完全に高山の景観だ。
まだ残雪があちらこちらに残っている。
ベニサラサドウダンの花が咲いている。
サラサドウダンの赤色版で、こちらの花も非常にきれいだ。
豊富に残る残雪を歩いて、先に見える山頂をめざす。
水場に到着。水量は少ないがおいしい水が流れている。
山頂直下には日本武尊の像が立てられている。
10:29 武尊山山頂到着。標高2158m。
目の前には武尊山の一峰、剣ヶ峰山が見える。
360度武尊山の大きな裾野が見える。とにかくでかい山だ。
北の方には微かに谷川連峰が見えている。
下山は往路を戻る。再びなだらかな尾根を下っていく。
天気は回復傾向らしく、遠くの山もだんだんとはっきり見えてくる。
目の前に見える山は至仏山。尾瀬ヶ原から見る至仏山はとにかく美しいが、
ここから見る至仏山もなかなか存在感があって美しい。
標高を落としていくと、再び付近は樹林帯に包まれる。
武尊山はスキー場などの開発がかなり進んでいるが、
ボリュームの大きな山なので、まだ自然もたくさん残っている。
ヤマオダマキ。変わった形の花だ。
14:23 武尊牧場に下山。
この辺りではレンゲツツジ祭りが開催中。
ほとんどのレンゲツツジはもう終わりかけているが、
まだきれいな花を付けている株も僅かに見られる。
ベニバナイチヤクソウ。初めて見た花だが、この辺りに群生している。
武尊牧場は観光地になっていて、観光客もちらほらいる。
ルピナス。こちらは園芸品種。
植えたものがどんどん繁殖したらしい。
草原の中にヒメスイバの赤い花が広がっている。
帰りはリフトに乗って下山する。