日光白根山
日付 2018年8月19日(日)
山域 日光周辺
メンバー 家族(妻、長女・7歳、長男・5歳)
山行形態 子連れ日帰り
アクセス
ルート (Map) ゴンドラ山頂駅 (9:11) - (11:17) 日光白根山 (12:26) - (13:11) 弥陀ヶ池 (13:46) - (14:18) 避難小屋 - (14:56) ゴンドラ山頂駅


本日はプールにでも行こうと考えていたが、
一昨日に行ったため一日予定が空いた。
幸い天気は全国的に晴予報なので、日光白根山に行くことにする。
標高の高い山なので、8月でも暑くはなさそうだ。

以前日光白根山に来た時は菅沼登山口から登ったが、今回はゴンドラを利用する。
駐車場に車は多いが、幸い近くに停めることができた。

チケットを買ってゴンドラに乗り込む。

ゴンドラからは素晴らしい景観が広がる。

なんとゴンドラとリフトが立体交差している。危険はないのだろうか?
この辺りはスキー場が併設されており、この時期は草スキーをやっている人がいる。

眼下には黄色い花と白い花が大量に咲いている。いずれも地味な花だ。

山頂駅に到着。標高2000m。
正面に日光白根山が聳えている。娘はゼリーの形と言っている。確かにそんな形だ。

なんとこんな場所に足湯がある。

目の前には遠くの山々が見渡せる。
左の山はこの間、麓でキャンプを行った上州武尊山だ。

背後には聳え立つ日光白根山。

こちらは燧ヶ岳。

なんとソファまで置かれている。
素晴らしい場所だが時間の余裕があまりないため、ここではゆっくりせずに出発する。

周囲は花が植えられており散策できるようになっている。
登山客以外でも楽しめそうな場所だ。

鳥居を潜って登山道に入っていく。

しばらく歩くと二荒山神社に到着。日光男体山の麓にある神社と同名だ。

娘がお小遣いでおみくじを購入。末吉だった。

動物除けの扉を開けて中に入る。

高山とはいえ最初は深い森の中の登山道が続く。
展望は全く開けない。

陽の光を浴びて葉や苔が光っている。

渋滞というほどではないが、それなりに登山者の数は多い。

ところどころで道を譲っていただく。
こちらは子連れで速かったり遅かったり、なかなかペースが安定しない。

オヤマリンドウだろうか?

オトギリソウ。
全体的に花の数は多くないが、ところどころに咲いている。

森林限界を超えたのか、火山の影響か分からないが、
木がなくなって一気に視界が広がる。

近くに見える山頂部目指して登って行く。

周囲の景観は庭園のようで美しい。

足元にはコケモモの実がなっている。

歩いてきた道を振り返る。多くの山々が折り重なっている。
右手の目立つ山は皇海山だ。

この辺りは火山特有の砂が堆積した登山道で非常に登りにくい。

こちらは錫ヶ岳。いつか日光白根山から錫ヶ岳、皇海山へと縦走してみたいものだ。

途中から娘と先行して登って来ていたのだが、眼下に息子を発見。
そこそこのペースで登って来ているようだ。

巨大な岩が散在している。独特の風景だ。

山頂部の一角に到着。目の前に見えるのは噴火口だ。

山頂近辺は多くの人で賑わっている。

山頂に向けて最後の一登り。岩場を乗り越えていく。

山頂部はいくつものピークがあり複雑な形をしている。

日光白根山に到着。標高2578m。6年振りの山頂だ。
5分ほどの遅れで息子も登ってくる。

狭い山頂は混雑しているため、お隣のピークに移動して昼食をとることにする。

適当な場所に腰を下ろす。山頂は狭いが周辺が広いので助かる。
暑くもなく寒くもなく、ちょうど良い気温だ。風が無いのが助かる。

息子はトンボ捕りに興じている。

しかし周辺は崖だらけなので恐ろしい。崖には近づかないよう伝えておく。

トンボの次は岩登り。

ちょっと雲が出ているが、男体山と中禅寺湖が見えている。
前回来た時は男体山が全く見えなかったので、念願の展望だ。

眼下に見えるのは五色沼。美しい青色だ。

遠くの尾根の上に湿原が見えている。鬼怒沼湿原だろうか?
いつか行ってみたい場所だ。

景色を堪能したら、眼下の弥陀ヶ池目指して下山を開始する。

下山道も岩がちな地形で素晴らしい景観だ。

急斜面の下りが続く。手を使いながら下りていく。

山頂部を振り返る。以前は登りに使った道のはずだが、あまり記憶に残っていない。

シャクナゲ地帯を通過。花が咲くときれいだろう。

岩の道を慎重に下る。こういった場所は慣れが必要だ。

弥陀ヶ池に到着する。池から霧が発生している。

振り返ると山頂はもう雲の中だ。今山頂にいたら何も見えないだろう。
今日は思ったより天候が悪く、山頂で展望があったのはラッキーだった。

弥陀ヶ池でおやつを食べた後歩き始めたのだが、
すぐに息子が気持ち悪いと言い出したため休憩。
山頂でもおやつを食べまくっていたため、恐らく食べ過ぎだろう。

落ち着いたら、下山を開始する。ゴンドラ乗り場までにはあと1時間ほど歩く必要がある。

カニコウモリの群落。地味な花だ。

樹林帯の中を歩く。
子供はトイレに行きたいと言い出したり、こけて手当てをしたりで、一向にペースが上がらない。
うちの登山は登りは順調なのに、下りはいつも時間がかかる。

七色平に到着。電気柵で厳重に囲まれているが、花の時期には何が咲くのだろうか?

避難小屋に到着。早速中を覗く。

かなり荒れた避難小屋で利用価値は低そうだ。

この辺りも空は真白になってきた。天気は下り坂だ。

無事ゴンドラ乗り場まで戻ってくる。
ゴンドラを下りたところでご褒美にアイス購入、息子はアイスの替わりにおもちゃの剣だ。
コースを変えての2度目の日光白根山だったが、やはり素晴らしい山だった。
息子の体力はなかなかアップせず、今後高い山に行くためには
これくらいの山はもう少しサクッと登ってほしいところだ。


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