赤薙山~女峰山
日付 2023年7月30日(日)
山域 日光周辺
メンバー 単独
山行形態 日帰り
アクセス
ルート (Map) 霧降高原駐車場 (6:49) - (7:19) 小丸山 - (8:12) 赤薙山 - (8:51) 奥社跡 - (9:27) 一里ヶ曽根 - (10:23) 女峰山 (10:54) - (12:14) 奥社跡 - (12:47) 赤薙山 - (13:23) 小丸山 - (13:45) 霧降高原駐車場


ほぼ2ヶ月振りの山登り。信じられないくらい暑い日々が続いていて、
涼しい山を求めて、日光の女峰山に向かうことにする。
女峰山に行くのは14年振りだ。

霧降高原の駐車場に到着。標高1340m。
本日は朝4時に起床し、登山開始は6時台。
涼しいと言えば涼しいが、直射日光がきつい。

あちらこちらにオオバギボウシが咲いている。
ニッコウキスゲはもう全く咲いていない。

6年前に、右に見える丸山に登ったのを思い出す。
当時はまだ子供たちが小さくて、雪に苦労した。

ここからの階段地獄は結構きつい。まだ7時だが日差しが暑い。
驚いたことに、こんな朝早くから観光客の姿をたくさん見かける。

ようやく1000段。この先の道のりの長さを考えると、こんなところでへばっていられない。

展望台に到着。左の目立つ山は高原山だ。

どこまでも折り重なる山々。素晴らしい展望だ。
下の方は靄が出ているが、山頂からは素晴らしい展望が期待できそうだ。

こちらは日光前衛の山々。

展望台から少し登って小丸山に到着。季節は異なるが、以前来た時と同じ景色が広がる。
前回はここから右折して丸山を目指した。今回は正面に見える赤薙山を目指す。

素晴らしい展望の広がる登山道だが、樹木が無いため非常に暑い。

灌木帯。日差しを遮るような木はない。逆に風が遮られて余計に暑い。

丸山はもう眼下に見える。

斜面の笹原が美しい。

赤薙山に近づいて、登山道はようやく樹林帯の中の道になる。

赤薙山と女峰山の標識。赤薙山の先に女峰山があるのだが、なぜ方向が違うのだろう?
巻道があるのかもしれないが、今回は赤薙山に登ることも目的なので、赤薙山方面に進む。

赤薙山に到着。標高2010m。
山頂には鳥居があり、赤薙山神社がある。あまり展望は広がらない。

木の切れ目から真ん中奥の女峰山の姿が望める。まだまだ距離がある。

こちらは男体山。存在感がある山だ。

ここからは比較的傾斜が緩くなり、楽な道が始まる。

まだ8時半なのに、もう雲があがってきている。

なぜかこの木はきれいに色付いている。

赤薙奥社跡に到着。小さな空間だ。

登山道にシャクナゲが出てくる。もう花は咲いていない。

平坦な登山道が続く。尾根が広い場所はぬかるんでいる。

鹿に樹皮を食べられたのだろうか?樹皮の下は真っ赤で痛々しい。

雲がやって来ては去っていく。

女峰山にだいぶ近づいてきた。

歩きやすい樹林帯の道。

一里ヶ曽根に到着。標高2295m。

ここは展望の良い場所。女峰山が雲に覆われそうだ。

斜めに生える大木。かなりの面積を占めているので存在感がある。
だいぶ木が生長した後に傾いたのだろうか?

僅かに咲き残っている小さなシャクナゲの花を発見。

本山行唯一の岩場。ロープがあるが無くても比較的容易に登れる。

山頂はもう目と鼻の先だが、空は完全に真っ白になってしまった。

山頂直下に建つ女峰神社。

女峰山に到着。標高2483m。

帝釈山に続く稜線は雲に覆われてほとんど見えない。
快晴の中の最高の展望を期待していただけに、これにはがっかりだ。

山頂直下に一輪だけ咲くトウヤクリンドウ。

山頂は凄まじい数のトンボが飛んでいる。
トンボが多い場所は鬱陶しいハエなどが少ないので助かる。
恐らくトンボが食べてくれているのだろう。
雲が消える気配がないので、30分の滞在で山頂を出発する。

往路を戻る。登りの時と比べて下りは長く感じる。
ここまで長いと歩くのに飽きてくる。

登山道も完全に雲に覆われてしまった。少し雨がパラついてくる。

小丸山に到着。背後に聳える赤薙山は影も形も見えない。

小丸山の展望台まで戻ってくる。
どんよりとした雲だが下界は晴れているように見える。

下りも階段が長い。

下山。
登りはじめは絶好の快晴で、ウキウキしながら登っていたのに、
途中から雲に覆われてしまい、山頂からは完全に展望がなくなってしまったのは残念だった。
完全に体力維持のための山行になってしまったが、2か月振りの山登りの割には
それなりのペースで歩くことができたのは収穫だった。


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