御場山
日付 2020年11月8日(日)
山域 西上州
メンバー 家族(妻、長女・9歳、長男・7歳)
山行形態 子連れ日帰り
アクセス
ルート (Map) 萱倉橋 (8:39) - (9:12) 高立一本岩 (9:21) - (9:52) 萱倉橋 (10:03) - (11:12) 登山口 - (11:34) 本当の登山口 - (11:57) 御場山 (12:43) - (12:59) 本当の登山口 - (13:14) 登山口 - (14:01) 萱倉橋


昔から使っているガイドブックに御場山と言う山が載っている。
少し気になる山だったのだが、アクセスが悪く、
車道歩きが長い山でなかなか登る機会がなかった。
しかし、いつまでも未踏峰のまま残しておくわけにもいかず、
北関東が晴れの週末に訪れてみることにする。

車道の広くなっている路肩に車を停める。標高610m。

駐車場所からは異様な山容の御場山が良く目立つ。
周囲を岩壁に囲まれた要塞のような山だ。

御場山に向かう前に、まずは高立一本岩を見に行く。

左手に見えるとんがり山。何という山だろう?どこかの尾根の末端かもしれない。

車道終点の一軒家。ここからは林道歩きだ。

暗い林道の中で陽の光を浴びて輝く木。

車道は若干荒れている。落石もあるが、車で入れなくはない。

歩くこと30分、高立一本岩の展望ポイントに到着。

見事な岩峰。田舎の集落の奥にひっそりと存在する。

近くに丸い岩があり、鎖があって登れるようになっている。

早速登ってみる。岩は湿っていて結構滑る。

岩の上には祠がある。

残念ながら岩の上からの景色は、下からと大して変化がない。
むしろ木の枝が覆いかぶさって邪魔だ。

高立一本岩を見学したら車に戻る。
高台から見下ろす集落と周囲の山々が美しい。

ネットに虫がつかまっている。日向ぼっこだろうか?
他にもいるので何か目的があってここにいるのだろう。

この辺りはモミジの木が多い。

紅葉真っ盛りで見事な赤色だ。

車に戻って登山靴に履き替えたら御場山への登山開始。

この先の車道は以前は車で入れたが、今は全面通行止になっている。

ここからも遠くに高立一本岩の頭が見える。

長い長い林道歩き。工事現場を通過する。
通行止の理由はこの工事だろうか?

この辺りは明るく開けていて雰囲気の良い場所だ。

ススキの向こうにこれから向かう御場山が見える。

歩くこと1時間、ようやく登山口に到着する。

しかしその後も荒れた車道歩きが続く。
山と高原地図を見る限り車道歩きにはなっていないが、実質は車道歩きだ。

20分歩いてようやく本当の登山口に到着する。

ここからはとんでもない急斜面登山道が始まる。
斜面が急と言うより足を置くステップが無く、とてつもなく登りにくい。

ピンクのリボンが定期的に付けられており、迷うことはない。
しかしかなり雑な登山道の付け方だ。

大きな瘤を持った木。幹の2倍以上の太さだ。

御場山の山頂に到着する。標高1059m。
登山口からはたった20分強だった。

山頂からは東面の展望が広がる。
まず目に飛び込んでくるのは一目でそれと分かる妙義山。

周辺の山々。西上州らしいでこぼこした山が多い。

斜面の紅葉が美しい。西上州は新緑・紅葉ともに見ごたえがある。

帰りも急斜面を苦労しながら下る。

15分で車道に降り立つ。ここからはまた長い長い車道歩きだ…

この先にもまだ林道が続いているように見える。
地図には載っていないが一体どこに通じているのだろうか?

ススキと紅葉の山を見ながら、ダラダラと車道を歩く。
子供達は景色が目に入らないので、しりとりをやる。

最後に橋を渡ってようやく下山。
西上州の風景と、山頂からの周囲の山々の風景、そして紅葉は素晴らしかった。
一方車道歩きがあまりにも長すぎて、ほとんど山登りができなかったのは残念だった。
見た目が良い山であり、良い登山道を付けてほしいところだ。


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