鍬柄岳~大桁山
日付 2009年2月11日(水)
山域 西上州
メンバー 単独
山行形態 日帰り
アクセス 電車
ルート (Map) 千平駅→鍬柄岳→大桁山→やすらぎの森→千平駅


西上州は大好きな山域のはずなのに、ずいぶん長い間、足が遠のいていた。
岩山が多い山域で、昨年は雪にずいぶん悩まされたが
今年は雪が少ないので大丈夫だろうと思い、久々に行って見ることにする。

10:14 千平駅到着。標高240m。
上信電鉄に乗るのは久し振り。相変わらず乗車料金はものすごく高い。

駅から車道を歩いて直接登山道をめざす。

鍬柄岳登山道入口到着。指導標は完備されている。

山腹にある小さな神社。側にノートが置いてあって、登山者が記帳している。
日付を見ると毎週のように、人がここを通っているようだ。
全ての人が書いているわけではないので、結構人影の多い山なのかもしれない。

少し歩くと鍬柄岳の岩峰が見えてきた。
久し振りに見る西上州独特の景観。
改めてこの山域の素晴らしさを再認識する。

植林に囲まれた比較的平易な登山道が続く。

鍬柄岳山頂直下に到着すると鎖場が現れる。

垂直に登るところはほとんどなく、トラバース気味に道はつけられている。
高度感は少しあるが難しい箇所はない。

振り返ると岩壁の向こうに西上州の山々が広がっているのが見える。

岩壁の上部に出てくる。ここから山頂まではすぐ。
こういった場所では松の木が多い。

11:06 鍬柄岳山頂到着。標高598m。

山頂からは見事な展望が広がっている。
鹿岳の岩峰、山頂が平らな荒船山など、かつて登った山々が見渡せる。

すぐ近くにはこれからめざす大桁山が見えている。
鍬柄岳に比べ、この山はあまり格好いい山とは言えない。

下を覗き込むとそれなりの高度感がある。

鍬柄岳から大桁山までは、直接尾根道を歩いていくことにする。
この道はバリエーションルートで、ガイドブックなどには一旦鍬柄岳の登山口まで戻ってから
大桁山に向かうルートが紹介されている。

経験者用の道と書かれていたが、踏み跡は完璧にあり、指導標も所々にある。

地図を見ることも無く道なりに歩くだけで無事、林道に到着。

正規の登山道と合流し、大桁山への登りに入っていく。
ここからはきれいに整備された木段が続く。

12:21 大桁山山頂到着。標高836m。

鍬柄岳山頂に引き続き、こちらの山頂も誰もいない。
ただ、登山道では3~4パーティと出会っているので、
この時期にこれだけの人と出会うというのは西上州にしては人の多い山といえそうだ。

あまり展望のよくない山だが、樹間からは間近に妙義山が見えている。

なぜか無線パンフレットが置かれている。
中を見ると紙が沢山入っている。取る人などいないだろう。

帰りはほとんどが林道歩き。長くは無いがあまり面白くない。

ツバキの花が咲いている。この時期にでも咲く貴重な花だ。

14:00 千平駅到着。
歩行時間は短かったが、久々の西上州を満喫できた。


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