小沢岳
日付 2014年9月20日(土)
山域 西上州
メンバー 家族(妻、長女・3歳、長男・1歳)
山行形態 子連れ日帰り
アクセス
ルート (Map) 登山口 (8:37) - (9:13) 椚峠 - (10:32) 小沢岳 (11:26) - (12:27) 椚峠 - (12:57) 登山口


今週末は飛び石連休なのだが、どうも天気予報が芳しくない。
その中でも比較的天気が良さそうな土曜日に山に行くことにする。
場所は西上州の小沢岳。西上州は岩山が多いのだが、
この山は比較的登りやすくファミリー向けの山である。
西上州の山に登るのは本当に久しぶりだ。

登山道入口に到着。標高650m。
側のわずかなスペースに車を停める。

車道を歩いていく。椚峠まで車は通れなくはないが、道は悪い。
途中で車を停められそうなスペースがいくつかある。

椚峠に到着。道端にはひっそりと石仏が祀られている。
車道ができる前は峠道に祀られていたのだろう。

ここから登山道が始まる。車道と分かれて急斜面の道に入っていく。

と思ったら、すぐにその道は消えて車道と合流してしまった。
気を取り直して、再度、車道から外れて登山道に入っていく。

この辺りは植林された幼木が整然と並んでいる。
シカの食害を避けるためか、皆ネットに覆われている。

再び林道が現れる。
登山道と並行しているため、たびたび視界に入り気分をそがれる。

登山道に木の枝が並べられている。
一般的には道迷い防止のために置かれるものだが、他に道はなし。
先ほどの林道を歩くのが正しいルートとも思えない。
無視して進むことにする。

植林地帯の斜面を登って行く。
最近、娘は蜘蛛の巣が苦手で、ぐずぐず言っている。
顔にかかるのが嫌というのではなく、存在そのものが嫌なようだ。
蜘蛛の巣の発見能力は極めて高く、足元に小さな小さな蜘蛛の巣を見つけては、
大きく迂回して歩いているため、なかなか前に進まない…

冴えない登山道を登っていくと、小沢岳山頂に到着する。標高1089m。

山頂には大日如来像が祀られている。

山頂からの展望は悪くない。鹿岳を始め、西上州の山々を見渡せる。
残念ながら浅間山は雲の中だ。

こちらは妙義山。特徴的な形なのですぐに同定できる。

昼食をとって下山を開始する。

足元にクリの実が落ちている。
秋になって木の実がたくさん見られるようになった。

登山道と林道が接したところで、林道に乗り換える。
こちらの方がアップダウンがないので楽だ。

大量の豆がなっている。つぶすと赤い汁が出てきた。

林道は途中で密藪に覆われ通行不能になる。
仕方がないので、斜面を登って登山道に復帰する。

植林の幼木地帯に出てくる。
この辺りはヤマハギが群生している。

ヤマハギはマメ科の植物。
可愛らしい花ではないが、沢山咲いているため見ごたえがある。

椚峠に到着。地面にフンコロガシを見つける。
後ろ足で自分の体より大きい糞を一生懸命転がしている。

あとは美しい沢沿いの林道を下って車まで戻る。
西上州らしい渋い山だった。


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