日付 | 2008年12月29日(月) |
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山域 | 近畿の山 |
メンバー | 家族(父) |
山行形態 | 日帰り |
アクセス | 車 |
ルート (Map) | 上桐生→落ヶ滝→鶏冠山→白石峰→竜王山往復→上桐生 |
10:50 上桐生の駐車場に到着。
山に登るにしてはなんとも遅い到着だ。
準備を整えて登山道に入っていく。
登山道は途中少し藪っぽいところがあったが、突然きれいな遊歩道と合流する。
遊歩道をしばらく行くと、再び登山道に入っていく。
岩盤の上を水が流れている。この山はかなり岩がちな地形だ。
岩は水の流れによって大きくえぐられている。
落ヶ滝に到着。岩肌を水が流れるなかなか立派な滝だ。
残念ながら今日はほとんど水量がない。
標高を上げていくと、だいぶ展望が開けてくる。
あちこち岩肌が露出している道を登っていくと、比較的開けたところに出てくる。
この辺りから登山道がだんだん怪しくなってくる。
岩に書かれた矢印、赤テープ、ロープなどを辿っていくが、
登山道はどんどん細くなっていき、最終的には微かな踏み跡だけになってしまう。
方向は間違ってないはずなので、目の前に見える主稜線らしきところまで行ってみることにする。
突然きれいな道に飛び出し、正規の登山道に復帰する。
来た道を振り返るが踏み跡程度で登山道ではない。
どこで道を間違えたのかは不明だ。
12:12 登山道復帰地点から一登りで鶏冠山山頂到着。標高491m。
展望も山頂標識もない寂しいピーク。
山頂には北海道から来たという、夫婦らしい2人組がいた。
長期遠征で滋賀県の山々を回っているそうだ。
鶏冠山を後にし、竜王山をめざす。
今にも転げ落ちてきそうな巨大な石が乗っている。
この辺りは奇岩が非常に多い。
展望台に到着。右手には岩が露出した尾根が見えている。
今日は霞んでいるが、遠くの方に琵琶湖が見えている。
これから向かう方向には天狗岩が目立っている。
ここの尾根道はあまり高い木がなく、展望が非常によい。
湖南アルプスと言われる所以かもしれない。
天狗岩に近づくと、巨大な岩がにょきにょきと生えている。
この山は決してメジャーではないが、他にはない独特の景観を持っている。
天狗岩に到着。ここから天狗岩に登れるようになっている。
岩壁の基部を回りこんで上をめざす。
道は比較的よく整備されている。
狭い岩の隙間を這い上がっていく。
上部に出てくると、目の前に大きな卵型の岩が現れる。
さすがにこの岩に登るのは無理そうだ。
最後の大きな岩を登って天狗岩の山頂に立つ。
岩の上部からは360度の展望が楽しめる。
家の近くにある三上山が大きく見えている。
天狗岩を出発し、次なる目的地・竜王山をめざす。
今日は出発が遅かったのであまりゆっくりもしていられない。
ここにも転げ落ちてきそうな巨岩がある。
「頭上注意」という表記が恐怖心を煽る。
白石峰に到着。ここから竜王山を往復する。
なぜかこんな山のど真ん中に登山者カード入れが設置されている。
竜王山への道に入ると岩場も少なくなる。
それにしても今日は天気がいい。昨日までの予報がうそみたいだ。
目の前に竜王山のなだらかな山頂が見えてくる。
山頂直下に金勝寺の小祠が祀られている。
祠の側にはなかなか趣のある灯篭が立っている。
14:11 竜王山山頂到着。標高605m。
山頂からは一角のみ展望が開けている。
岩石が積み重なる不思議な景観が広がる。
山頂付近は美しい松林が広がっている。
しばらく休憩した後、山頂を出発する。
重ね岩。2つの巨岩が見事に重なっている。
狛坂魔崖仏。下山道も所々に見どころがあってなかなか面白い。
谷筋の道を下っていく。
登山道は車が通れるほど広く、きれいに整備されている。
この道は昔の参道だったようだ。
下山。最近できた新名神高速道路の下をくぐっていく。
交通量はなかなか多い。
さかさ観音。観音様が彫られた岩が転げ落ちて逆さになってしまったらしい。
オランダ堰堤。オランダ人が設計した珍しい形の堰堤だそうだ。
15:56 上桐生駐車場到着。
湖南アルプスの名峰、鶏冠山と竜王山を辿る周回コースを踏破した。
これで今年の山行は終わり。
今年は湖南アルプスで始まり、湖南アルプスで終わった。