浅間山
日付 2016年10月10日(月)
山域 箱根
メンバー 家族(妻、長女・5歳、長男・3歳)
山行形態 子連れ日帰り
アクセス 車、電車
ルート (Map) 塔ノ沢駐車場 (8:20) - (11:18) 浅間山 (12:06) - (12:41) 千条の滝 (12:56) - (13:18) 小涌谷駅


夏休み以降天候不順が続いている。
最近、娘が週末に習い事を始めたこともあり、全然山に行けていない。
本日も曇予報だが、久々の雨以外の休日のため、山に行くことにする。
曇だとあまり遠出する気にもなれないので、久々に箱根の山に行ってみる。

箱根にある数少ない無料駐車場に車を停める。標高120m。

駐車場の側に函嶺洞門がある。昔の車道で現在は使われていないが、
中国の王宮をイメージして作られた美しい構造物のため、保存されている。

車道を少し歩いて登山口に到着する。
車の流れが多く、歩道と車道を分けるガードレールも邪魔で、なかなか道を渡れない。

久しぶりの山道だ。8月に登山靴を買い替えて、ようやく試し履きができる。

大きな実が落ちている。これは一体なんだろうか?
息子が拾って眺めている。

周囲は濃い緑に覆われている。この辺りはまだ夏の風景だ。

湯坂城址の標識がある場所に到着。
本当に城があったのか不思議に思うほど狭いスペースだ。

今回歩いている道は湯坂路と呼ばれている古道だ。
足元は石畳が続いている。

木の根があちこちに張り出していて、足が短い子供には登りにくい。

もみじの葉が付いた枝があちこちに落ちている。
ここ最近の強風や雨の影響なのだろうか?

息子は大きな枝を拾って、振り回して遊んでいる。

辺りにススキが増えてくる。この辺りは秋の風景だ。

山頂近くの分岐点にようやく到着する。
緩やかな坂道だが思った以上に長い登りだった。
息子はここまで頑張って歩いたが、この後山頂まであと2分ほどのところで
歩けなくなりキャリアに乗ってしまった。

浅間山の山頂に到着する。標高804m。
木に覆われていて展望は余りない山頂だ。

山頂部は細長い。端っこの方に腰を下ろして昼食をとる。

山頂は案外人が多い。地味な山なのだが、さすがは箱根だ。

近くの木に丸くて大きな実がたくさん付いている。

昼食を取ったら下山開始。登りとは違う道を下る。
登山道脇に大きな木が立っている。

千条の滝に到着。「ちすじのたき」と読む。
迫力はないが、なかなか美しい滝だ。

名前の通り、水の筋がたくさん見られる。岩壁は苔に覆われている。

側を流れる川もきれいだ。

山道が終わり、車道を下って行く。息子は下山も頑張って歩いている。

小涌谷駅に到着。標高530m。
ちょうどバスがやって来たが、この先、道が大混雑なので電車を勧められる。
ちょうど電車が行ってしまった後で、駅のホームで15分ほど待つ。
駅員の方が子供たちに電車のカードをくれたり、赤と白の遮断器の理由を教えてくれたりした。
黄色と黒だとイノシシなどの動物がやって来るため、赤と白にしているとのこと。

反対方向にレトロな列車がやって来る。
日曜の午後なのに、箱根中心部に向かう列車は人でいっぱいだ。

こちらにやって来たのは最新型の列車。しかし箱根の列車は遅い。
何度もスイッチバックを繰り返し、駅ですれ違い待ちをし、
本当にバスより早いのか疑問に思うほどだ。

塔ノ沢駅で下車し駐車場まで歩く。
息子は山頂直下で少しキャリアに乗っただけで、あとは最後まで歩き通した。
娘もこの時期はもう歩いていたので、歩ける歳になったのだろう。
展望は無かったが久しぶりの山歩きを楽しめた。


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