戦場ヶ原
日付 2016年5月22日(日)
山域 日光周辺
メンバー 家族(妻、長女・5歳、長男・2歳)
山行形態 子連れ日帰り
アクセス 車、バス
ルート (Map) 湯元温泉 (9:10) - (10:03) 湯滝 - (11:01) ベンチ (11:36) - (12:42) 赤沼トイレ - (12:51) おやつ休憩 (13:19) - (13:42) 竜頭の滝 - (14:15) 竜頭の滝バス停


今週末は快晴予報。そろそろ梅雨入りしそうなので、これが梅雨前の最後の山行になりそうだ。
行先は久々の日光にする。日光に行くのは3年半ぶりだ。
日光は大きな山が多く、子連れではなかなか登れないため、
山には行かず、湯滝から戦場ヶ原を歩いてみることにする。

湯元温泉の駐車場に到着する。標高1480m。
ここは日光の最奥地。今回は群馬経由ルートで日光入りしたのだが、とにかく遠い。

駐車場は湯ノ湖の畔にある。湯ノ湖は噴火によってできた堰止湖だ。

周囲を山に囲まれた、静かでよい場所だ。

この辺りは白樺の木が見られる。

準備を整えて早速歩き始める。息子はキャリアに乗りたいと言わず歩き出す。
だいぶ歩くことに慣れてきたようだ。

湯ノ湖の展望台に到着。

周囲3km弱の小さな湖だ。遠くに男体山の姿が見えている。

湖の中に入って釣りをしている人があちらこちらで見られる。

湖を取り囲む遊歩道を歩いて、北から南に半周する。

湖畔にはシャクナゲの花が咲いている。
ツツジの花はほぼ終わっていて、今はシャクナゲの季節だ。

息子は木道をまたいで遊びながら歩いている。

湯ノ湖から水が流れ出している。ここが湯川の始まりだ。
ここから中禅寺湖まで流れ下って行く。

湯川にかかる橋を渡る。

湯川はすぐに急流となり、滝になって流れ落ちていく。

滝の隣に付けられた階段を下っていく。

湯滝の中腹で滝を展望できる。
垂直に落ちる滝ではないが、水の流れが非常に美しい。

一番下まで下りてくる。ここは観光客で一杯だ。
湯ノ湖から歩かなくても、側に観光客用の駐車場がある。

観瀑台から湯滝を見上げる。落差、水量とも申し分のない見事な滝だ。

さらに湯川に沿って下流方向へ歩いて行く。途端に人影が少なくなる。

この辺りは所々に大木が見られる。

道はしばらく川から離れる。周囲には笹原が広がっている。

しばらく歩くと再び川沿いに出てくる。ここでも釣りをしている人を見かける。

遊歩道を覆い尽くす木の根っこ。かなり大きな根だ。

周囲は淡い緑に覆われている。標高が高いので、この辺りはまだ新緑の季節だ。

途中でベンチとテーブルがたくさん並んでいたので、ここで昼食をとる。

ここの水はきれいで非常に澄んでいる。
水が流れてくる方向を見ても川は無く、湧き出している水のようだ。

昼食を取ったらさらに南下して戦場ヶ原を目指す。

戦場ヶ原の一角に到着。小さな川が流れている。

木道の真ん中に木が立っている。木道には穴が開けられている。

戦場ヶ原からは男体山が大きく見える。非常に存在感のある山だ。

こちらは太郎山と大真名子山。全て火山によってできた山だ。

倒木の白い根っこ。美しいオブジェのようだ。

この辺りの川は赤い。何の影響で赤くなっているのだろうか?

一面ワタスゲに覆われている。ワタスゲを見るのは久しぶりだ。

湯川の水は濁っている。湯川に沿ってずっと歩き続けているが、
あまり清流という感じがしない。濁りは火山の影響だろうか?

娘がトイレに行きたいと言い出したので、
一旦車道に出て観光客用のトイレを利用する。

ゴールの竜頭の滝にだいぶ近くなってきた。
戦場ヶ原~竜頭の滝は再び観光客の少ない区間。
川の畔に下りておやつ休憩をとる。

息子はほとんどキャリアに乗らず元気に歩いている。
アップダウンが無いとはいえ、長い距離を歩けるようになった。

わずかに残ったツツジの花が咲いている。

竜頭の滝の上流部に到達する。再び水の流れが激しくなってくる。

観瀑台は人で溢れている。よく見ると修学旅行か何かのようで
15分ほど待つと一気に静かになった。

竜頭の滝。湯滝と同様、岩を流れ下る美しい滝だ。
湯滝、竜頭の滝、華厳の滝は奥日光三名瀑と呼ばれている。

滝によって削られた岩溝を流れ落ちていく。ここで水は二手に分かれる。

周囲を一羽の鳥がうろうろしている。

あとは竜頭の滝の側の階段を下って行く。

下りきった場所が竜頭の滝の終点だ。
二手に分かれた水がここで合流している。

疲れたので龍頭之茶屋でアイスを食べて一息つく。

竜頭の滝バス停に到着。標高1290m。
あと少しで中禅寺湖まで行けるのだが、本日はここまでとする。

バスに乗って湯本温泉に戻る。バスに乗るとあっという間だ。
山に登らないのはもったいないくらいの晴天だったが、
これまで歩いたことのない湯滝、戦場ヶ原を歩くことができ、美しい風景を堪能できた。


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