高宕山
日付 2014年4月26日(土)
山域 房総
メンバー 家族(妻、長女・3歳、長男・0歳)
山行形態 子連れ日帰り
アクセス
ルート (Map) 高宕第一トンネル (7:33) - (7:56) 石射太郎 (8:06) - (9:34) 高宕山 (10:29) - (11:36) 大滝 (12:01) - (12:40) 高宕第一トンネル


今月は用事があったり天気が悪かったりで、全く山に行けていない。
本日も夕方は長男の初節句のお祝いをする予定なのだが、天気は快晴。
山の計画を立てることにする。
今回の山行は制約が多い。GW初日のため、東名、中央道、関越は使う気にならない。
昼過ぎには戻って来なければいけないし、
娘の歩けそうな整備された登山道である必要もある。
高尾・陣馬は少々飽きてきたので、今回は房総の山に出向くことにする。

アクアラインが混むと嫌なので5時半に家を出発。
到着は7時半で、駐車場はまだがら空きだ。

駐車場のすぐ側から登山道が始まっている。

登り始めてすぐに六地蔵が祀られている。

本日は快晴。新緑が目に眩しい。

所々、石が切られた跡がある。鋸山同様、この辺りも石切場だったのだろうか?

登山道は最初から急坂が続く。久しぶりの登山なので体が辛い。

この季節はウツギの花が満開だ。

こちらはシャガの花。派手な柄だ。

今日は日差しがあって非常に暖かい。ヘビはお昼寝中だ。

石射太郎に到着。立派な岩壁が目立つが、柵があって近づくことはできない。

打ち捨てられた粗末な小屋がある。
ベンチがあったので、ここで小休止する。

足元にはホタルカズラの花が咲いている。濃い青の美しい花だ。

石射太郎から高宕山までは緩やかな尾根道が続く。
歩いていて気持ちが良い。

ホウチャクソウ。白い花がぶら下がっている。

歩きやすい道はまだまだ続く。娘は平坦な道になると走り出すので危なっかしい。

緩やかなアップダウンを繰り返すと、ようやく高宕観音に到着する。
ここからは急な登りが始まる。

岩の庇の下に三重塔が建っている。

岩を掘ってできた階段。付近は苔に覆われている。

高宕観音。御堂が半分岩に埋まっている。
ここは5年前に1度訪れているが、その時から何も変わっていない。

岩のうえからぽたぽたとしずくが落ちていて、小さな水たまりができている。

高宕観音の裏に御堂をぐるりと一周できる岩穴が掘られている。
前回来たときは気づかなかった穴だ。

高宕観音の先は岩を掘って造られた階段とトンネル。
かなり急な階段で登りにくい。

トンネルを抜けると高宕山山頂はもうすぐだ。

慎重に梯子を登る。

今度はロープのある岩場。簡単な岩場だが落ちると危険。

最後にもう1度梯子を登って高宕山の山頂に到着する。標高330m。

山頂からは大展望が広がる。
前回来たときよりも時期が早いため、その分新緑がきれいだ。

狭い山頂の周りは崖になっている。
注意力散漫な娘が落下しないよう気を配る必要があるため、あまり落ち着けない。

昼食をとったら大展望に別れを告げて下山を開始する。

山頂から15分ほどで分岐点に到着。
下山は登りとは道を変えて大滝コースを下ることにする。

こちらの道は歩く人が少ないのか少々荒れている。

樹液が流れている。血のように真赤だ。

カエルのような形の石の上に、木が生えている。

こちらの登山道は距離が短い分、傾斜がきつい。
岩を切ってつくられた独特の階段を延々と下る。

白い花がたくさん咲いているが、何の花だろうか?

木でできた小さな橋を渡る。
岩がちな地形が多く、歩いていて楽しい登山道だ。

所々で展望が広がる。遠望は無いが新緑が美しい。

足元にムカデを発見。

大滝コースの入口に下山。ここには大滝という名の滝がある。
落差30mで、水の流れはほとんどなく、大きな滝とはとても言えないが、
千葉県の滝にしては大きいのだろう。

滝壺には小さな水たまりがあり、多くの魚が泳いでいる。

滝の上流部。水がチョロチョロと流れている。

ここから駐車場まで車道歩きがあるのだが、近くにベンチがあったので小休止する。
足元にはヤマルリソウの花が咲いている。

こちらはタニギキョウだろうか?

大きな虫取り網。カミキリムシなどを狙っていたが収穫は無し、とのことだった。

ここからは林道を歩くのみ。陽の光を浴びて新緑が美しいが、何やら黒い雲が…
その後、雷が鳴りだし娘は大パニック。両手を繋いでものすごいスピードで車に向かう。
幸い雨には降られず何とかセーフ。車で帰宅中には大雨に降られ、危ないところであった。
千葉県のみの局地的な雨だったようだ。
最後はトラブルがあったが、久しぶりの山行を楽しむことができた。


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