高谷山
日付 2016年11月3日(木)
山域 南アルプス
メンバー 家族(妻、長女・5歳、長男・3歳)
山行形態 子連れ日帰り
アクセス
ルート (Map) 夜叉神峠登山口駐車場 (9:38) - (10:45) 夜叉神峠 - (11:05) 高谷山 (11:37) - (11:55) 夜叉神峠 (12:42) - (13:19) 夜叉神峠登山口駐車場


久々の休日の晴予報。せっかくなので少し遠出してみることにする。
11月に入り南アルプスの山々も雪に覆われている頃なので、
雪山の展望を求めて、南アルプス前衛の高谷山に行ってみることにする。

夜叉神峠登山口駐車場に到着。標高1380m。
広い駐車場なので満車にはなっていないが、そこそこ車が停まっている。

登山開始。息子は早速栗を見つけて拾っている。

11月に入り黄葉がきれいに色付いている。

紅葉に包まれた登山道を登って行く。
息子は最初は歩いていたが、この辺りで早々にリタイア。
前回、前々回は頑張って歩いていただけに、がっかりだ。

夜叉神峠に到着。南アルプスの代表的な峠の一つだ。
ここからは農取岳が大きく見えている。

サルオガセが見られる。
ここはサルオガセがたくさん見られた櫛形山の近くなので、植生がよく似ている。

ここからは尾根歩き。
高谷山は夜叉神峠の南にあるため、ここから尾根を南下する。

歩き始めてすぐに視界が開ける。こちらは間ノ岳と北岳。
山頂部はもう雪で白く染まっている。

もう終わりかけだが、この辺りも紅葉が残っている。
太陽の光を浴びて、葉の色が美しい。

緩やかな尾根から最後に少しだけ登ると高谷山に到着する。標高1842m。

樹林に囲まれた山頂部で、ここからの展望はわずかだ。
山頂で昼食をとるが冷たい風が吹き抜けてとにかく寒い。
登山口には車がたくさん停まっていたのに、人影がほとんどない。

昼食を取ったら寒い山頂を早々に出発し、夜叉神峠に戻ってくる。

夜叉神峠から下山せずに、少し北上してみると大きな広場に出て来る。
夜叉神峠といえば、この場所のことを指すようだ。

ここからは白峰三山の素晴らしい展望が広がる。
残念ながら雲がかかり始めている。午後の方が天気が良いという予報だったが…
こんな場所があるのなら登りの時に寄っておけばよかった。
多くの登山者は高谷山ではなく、ここが目的地のようだ。

農鳥岳からこちらに向かって大きな尾根が落ちている。
地図を見ると大唐松尾根と記載されているが登山道は無い。
一度登ってみたくなるような立派な尾根だ。

広場の片隅に夜叉神峠小屋が建っている。人影はなくひっそりとしている。

小屋の裏にはテント場が広がっている。
テントを張っている人はいないが、のんびり昼食をとっているグループがいる。
なかなか雰囲気の良いテント場だ。

展望が良いので、のんびりおやつ休憩を取る。
子供達は夜叉神峠の立派な標識に登って遊んでいる。

休憩を終えたら下山開始。五本松と標識が出ている立派な松の木が立っている。
名前の通り5本の幹がまっすぐ伸びている

下山。夜叉神峠からの展望は素晴らしかったが、少し雲がかかっていたのが残念だった。
前回の高尾山であんなに頑張った息子が全く歩こうとせず、これもまた残念だった。


Homeへ