高塚山
日付 2013年1月26日(土)
山域 房総
メンバー 家族(妻、長女・1歳)
山行形態 子連れ日帰り
アクセス
ルート (Map) 道の駅ちくら (10:16) - (11:05) 鳥居 - (11:12) 高塚山 (11:51) - (12:16) 合有戸溜池 - (13:06) お花畑 (13:22) - (13:35) 道の駅ちくら


房総半島の南端近くに高塚山という小さな山がある。
強い冬型の寒い一日に、温暖な気候を求めて高塚山を目指す。

道の駅ちくらの駐車場に車を停める。標高0m。
海岸近くにある比較的大きな道の駅だ。

すぐ側には太平洋が広がる。今日は風が強いため波が立っている。

陸側には低い山並が見える。目指す高塚山の山頂部はこの山並の奥で、ここからは見えない。

目の前に見える山を目指して細い道を歩いていく。

道端にはスイセンの花が咲いている。房総半島はスイセンの栽培が盛んな地域だ。

少し高台に登ると海がよく見渡せる。

登山道に入っていく。道は思いの外整備されている。

この辺りは温暖な気候のため、照葉樹林が広がっている。

山の中腹に古びた鳥居が立っている。

斜面を埋め尽くす木また木。木の密度がすごい。

今度は立派な鳥居が現れる。

鳥居の先は古い階段が続く。苔に覆われているので滑りそうで少し怖い。

高塚山の山頂に到着。標高216m。
山頂には高塚不動尊の奥ノ院が祀られている。

門にいるのは風神と雷神。こちらは風神。

こちらは雷神だ。

山頂は広い。よく整備されているため、参拝に訪れる人はそこそこいるようだ。

山頂は木に覆われているが、一角は樹林の切れ目があって真っ青な太平洋が望める。
今日は快晴予報だったのだが、結構雲が出ている。

下山は少し足をのばして、合有戸溜池を経由する。この辺りの樹林帯も美しい。

足元にはドングリが無数に落ちている。これほどドングリだらけの登山道は初めてだ。

枝が折れたため、小さなドングリが枝に付いたままになっている。

合有戸溜池に到着。ここまで車道が通じている。

しばらく進むと道が行き止まりになってしまう。

池から流れ出る水路に沿って踏み跡が続いているが、かなりの悪路だ。
滑って転んでも嫌なので大人しく引き返すことにする。

急傾斜の車道を下って下山する。

この辺りは温暖な気候を利用して、冬は花の栽培がおこなわれている。

細い道を歩いて駐車場を目指す。

高皇産霊神社に寄り道することにする。

少し高台に建っている立派な神社だ。神社からは海を見渡すことができる。

すごい根っこの木だ。

最後にお花畑に寄って花摘みをすることにする。
好きな花を7本摘んで300円と比較的リーズナブルだ。

子供は花をもらってご満悦。しかし花を握ったため、摘んだ花の先っぽが折れてしまった…

駐車場に戻った後、道の駅にある船に乗ってみることにする。

眺めは良いのだが風が強くて寒すぎるため早々に退散。
ここで土産にトビウオの開きを買う。味は悪くないが臭いが少々強かった。

せっかく千葉まで来たので、帰りに木更津アウトレットに寄って帰る。
買物をしていると上空が黒い雲に覆われ、なんと雪が降ってくる。
遠くの方は晴れているようで、夕日に照らされて辺りは真っ赤に染まっている。不思議な天気だ。
山歩き自体は短かったが、あちこちで色々と寄り道ができて充実した一日だった。


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