日付 | 2007年10月28日(日) - 2007年10月29日(月) | ||||
---|---|---|---|---|---|
山域 | 八ヶ岳 | ||||
メンバー | 単独 | ||||
山行形態 | 1泊2日小屋泊 | ||||
アクセス | 電車、バス | ||||
ルート (Map) |
|
2日目
6:21 小屋出発。今日は周りが真白で天気が悪い。
風の音も相当に激しい。
北横岳に到着。山頂も真白で展望ゼロ。
昨日のうちに来ておいてよかった。
雪だるまは強風に吹き飛ばされて無残な姿を晒している…
北横岳から北上する。
上空では風がうなっているが、樹林帯の中は無風。
北横岳のお隣、大岳に到着。
遮るもののない山頂は、すさまじい風が吹き荒れている。
大岳から双子池に向かって下山する。
ようやく雲の下に出て、視界が開けるようになった。
雲は標高2300m付近まで立ち込めている。
双子池に到着。
この池の水は飲めるようなので、水を補給する。
双子池の側に建つ双子池ヒュッテ。
明るく開けた雰囲気だが誰もおらずしんとしている。
双子池のほとりに聳える双子山をめざす。
少し歩くと双子山山頂に到着する。標高2224m。
遮るものがないので、展望が良い分、吹きさらし状態。
天気は回復傾向。遠くの浅間山は山頂まですっきり見える。
しかし、蓼科山の山頂部は白い雲に覆われたまま…
双子山を下山し、ここから蓼科山への登山道が始まる。
天気が悪いので足取りが重い。
ゆるやかな傾斜の樹林帯を登っていく。
中腹に建つ蓼科山荘に到着。
ここで蓼科山の七合目登山口からの道と合わさる。
途端に人影が多くなる。
ここからは登山道が急坂になる。
山頂まで一直線に付けられた登山道をゆっくり登っていく。
樹林帯を抜ける。頂上はもうすぐ。
11:41 蓼科山山頂到着。標高2530m。
山頂に着いた途端、雲がはれる。
登山シーズンを過ぎた季節の平日にもかかわらず、登山者が結構いる。
さすがは人気の山。
蓼科山の巨大な噴火口。
なぜか穴は空いておらず、噴火口跡は平ら。
噴火口の中心部に祀られた蓼科神社奥宮。
山頂からの展望。
霞んではいるが、雲が晴れたおかげで360度の視界が開ける。
大きな裾野をひいた八ヶ岳も見える。
アルペン的な景観を誇る八ヶ岳も、遠くから見ると火山であることがよく分かる。
12:56 暴風の中、何とか昼食をとって下山開始。
岩だらけの登山道を下っていく。
ほとんどの人は七合目からのピストン登山のようで、
こちらの道を歩いている人は全くいない。
眺めの良い急坂をまっすぐ下っていく。
下のほうまで降りてくると、若干黄葉が残っている。
14:13 下山。標高1725m。
帰りのバスからは諏訪富士の別称を持つ蓼科山が綺麗に見える。
標高を落としていくと、紅葉がきれいになってくる。
観光客が増えてきて、バスは満席。
平日でこれなら休日は…
雲はほとんど消えて青空が見える。
下界からも雪をかぶった八ヶ岳がはっきり見える。
茅野駅から特急に乗って帰宅。
南アルプスの山々が連なる。