天覧山~大高山
日付 2009年3月20日(金)
山域 奥武蔵
メンバー 単独
山行形態 日帰り
アクセス 電車
ルート (Map) 飯能駅→天覧山→多峯主山→天覚山→大高山→吾野駅


3連休の初日。明日から2日間旅行に行く予定なので、
今日は山に行く事にする。
天気予報が芳しくないので、悪天の影響の少ない
低山のロングコースを歩くことにする。

7:42 飯能駅到着。標高105m。

飯能市街の中を歩いて登山口をめざす。
駅から直接登れる山は数多いが、これだけ都会の中から登れる山となるとそうはない。

天覧山に続く公園前に到着する。少し雨が降ってくる。

雨足は結構強い。カッパを着る気にもならないので傘をさして歩くことにする。
天気予報では昼頃少しぱらつく程度とのことだったが、朝から大雨だ。
雨足の強さまで予報しろというのが無茶なのかもしれないが、次の日の天気くらい完璧に当ててほしい。

道は遊歩道のようにきれいに整備されているが、雨が降っていることもあり人影はない。

登山道脇にある十六羅漢像。石仏がたくさん並んでいる。
江戸時代にこの石仏が寄進されて以降は、この山は羅漢山と呼ばれていたらしい。
今では天覧山という名が付いている。

山は低いが、なかなか岩がちな地形が続く。

8:28 天覧山山頂到着。標高195m。

山頂には大きな展望台が設けられている。

低い山ながら大展望が広がるはずのこの山も、今日の天気では殆ど何も見えない。

天覧山から多峯主山をめざす。
付近に生えている笹は飯能笹と言ってこの辺りの固有主だそうだ。

見返り坂と呼ばれる坂を登っていく。
あまりの風景のよさに振り返り振り返り登ったことからこの名が付いたらしい。

雨乞池に到着。小さな池だが水が涸れたことはないらしい。
側に建つ東屋では、男性が一人、笛で南米ペルーの曲を演奏していた。
雨の中、「コンドルは飛んでいく」などの哀愁漂う音楽が響き渡っている。

8:57 多峯主山山頂到着。標高271m。

山頂からの展望。少し視界がよくなった。
雨もかなり小降りになったようだ。

多峯主山からの下りは雑木林が広がる。
整然と樹木が並ぶ植林地帯と違い、このような道は傘をさしながら歩くのは難しい。

多峯主山を下山する。次に向かう天覚山との間には大きな車道が走っている。
峠を走る林道と違いここまで大きな道を横切ると、一旦下山して別の山に登るという感じだ。

車道脇から天覧山に通じる登山道に入っていく。

この付近は山が大きく削られて、住宅地が広がっている。
別の場所では今でも工事が進められているようだ。

別の登山道との合流地点では、なぜか石がたくさん積み上げられている。

勾配は比較的ゆるやかだが、細かなアップダウンが延々と続く。
展望が開けない杉林とあって、さすがに飽きてくる。

左手には大きなゴルフ場が見えてきた。ゴルフをプレイする人の声が聞こえてくる。

登山道脇に青い実がなっている。何の実か分からないが、あちこちにたくさんできている。

11:16 天覚山山頂到着。標高445m。

山頂からは奥多摩方面の川苔山、棒ノ折山などが見渡せる。
天気はだいぶ良くなり、遠くの方には丹沢山塊も見えている。

今日はさらに足を伸ばして大高山まで向かう。
青空が広がり日がさしてきた。ちらほらと登山者とすれ違うようになる。

登山道脇にスミレの花が咲いている。

目の前に大高山が見えてきた。
地味でマイナーな山だが、ここから見るとなかなか格好いい。

12:26 大高山山頂到着。標高493m。
本日の最高地点。

下山道は今までと打って変わって急勾配の下りになる。

しばらく下ると、眼下に高麗川と吾野駅が見えてくる。

下山。電車の時間まで少し間があるので、駅前にある法光寺によっていく。

道端にはオオイヌノフグリが群生している。
どこにでも咲いている花だが、なかなかきれいな色をした花だ。

13:18 吾野駅到着。標高185m


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