日付 | 2008年7月26日(土) - 2008年7月27日(日) | ||||
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山域 | 北アルプス | ||||
メンバー | グループ(男3女3) | ||||
山行形態 | 前夜発1泊2日小屋泊 | ||||
アクセス | 電車、バス | ||||
ルート (Map) |
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1日目
今年も昨年と同じように夜行列車・ムーンライト信州号に乗って信州入り。
5:12 穂高駅到着。
登山客の姿は意外に少ない。
バスに乗って登山道入口の中房温泉まで移動する。
途中で夜が明ける。
車窓からは北アルプス前衛の山・有明山が良く見えている。
一度は行ってみたい山だが、なかなか行く機会がない。
登山道入口の中房温泉は、どこから出てきたのか、人であふれている。
さすがは北アルプス、さすがは燕岳…
6:30 準備を整えて出発。標高1530m。
木に猿がしがみついている。少し距離はあるが人に慣れているのか逃げようとしない。
まぁ、これだけ人がいれば、すぐに人に慣れるだろうけど…
アルプスと言っても、標高が低いところは森が広がっている。
ナナカマドの花。紅葉は鮮やかだが、花は結構地味。
合戦小屋に到着。多くの登山者が休憩している。
ここでは良く冷えた特大のスイカが売られている。
スイカ1/8で800円。
おいしい!けど高い。
スイカはリフトに乗って次々と運ばれてくる。
常念山脈の大天井岳が見えてきた。
ツマトリソウ。白くてきれいな花を咲かせている。
シナノキンバイ。よく似た形をした黄色い花は多いが、この花はかなり大きい。
周りの木は背がだいぶ低くなり、展望が開けてくる。
目の前に燕岳が現れる。左に見える丸いピークが燕岳。
ミツバオウレン。
オオヒョウタンボク。ひょうたんのような形をしているのが名の由来。
ウサギギク。小型のヒマワリのような形をしている。
燕山荘が見えてきた。ゴールはもうすぐ。
山荘直下は大きなお花畑が広がっている。
12:10 燕山荘到着。
山荘前も大勢の人で賑わっている。
目の前には燕岳が聳えている。
ザックを小屋にデポして空身で燕岳をめざす。
燕岳近辺は花崗岩に覆われた独特の地形をしている。
左に見えるのはイルカ岩。上手く撮ればイルカに見えるかも。
斜面にはコマクサが群生している。
ここまでたくさんコマクサが生えているのは初めて見た。
チシマギキョウ。非常に派手な色の花。
12:59 燕岳山頂到着。標高2763m。
山頂には非常に小さな山頂標識が添えられている。
南方を望むと、遥か遠くの大天井岳まで稜線が続いている。
谷を挟んだ向こう側には、黒部源流の山々が一望できる。
しばらく待つと、雲の隙間から槍の穂先が姿を現した。
小屋に戻って夕食をとる。最近自炊が多かったので、小屋食は久しぶりだ。
夕日が沈む。今日は雲が多いので、太陽は雲の向こう側に消えていった。
本日の寝室は6名1部屋の個室。夏の北アルプスにしては空いている。
日が暮れると、高く聳える入道雲が雷に照らされて光っていた。