裏妙義
日付 2008年4月26日(土)
山域 西上州
メンバー グループ(男4女1)
山行形態 日帰り
アクセス 電車、タクシー
ルート (Map) 横川駅→御岳→丁須の頭→烏帽子岩→並木沢登山口


昨年、裏妙義を歩いたが、今年も成り行きで全く同じ季節に裏妙義に行くことになった。
今回は丁須の頭から鍵沢を下山せず、裏妙義全山縦走をめざす。
5人パーティで裏妙義の岩尾根を歩く。

8:41 横川駅到着。標高385m。
今日の天気予報は曇だったが、今にも雨が降りそうだ。

美しい新緑の中の登山道を登っていく。

最初の鎖場に到着。近くに水が流れていることもあり、濡れて滑りやすい嫌な鎖場。
昨年はここで結構苦戦した記憶があるが、今回はあっさり登れた。

登山道脇にはミツバツツジやレンゲツツジが咲いている。

ザンゲ岩に到着。岩がオーバーハングしている。

ザンゲ岩の上は非常に展望がよいが、残念ながら今日は全て霞みの中。

標高を上げていくと雲に覆われ、視界は真白になる。
こうなってしまうと、あまり妙義という感じはしない。

10:56 御岳山頂到着。標高963m。
晴れていれば、ここから丁須の頭が望めるはず。

雨がぱらつき岩が濡れているので、コンディションは最悪。
足場の少ない岩場は全員鎖に頼って登る。

視界が悪い分、高度感はあまり無いが、実際には結構痩せた尾根を歩いている。

振り返ると雲の中に岩峰が微かに見える。

山頂近くで20名を越す大パーティとすれ違う。
岩山にこんな大パーティで来るとは…
狭い山頂部はさぞかし混雑したことだろう。

丁須の頭直下に到着。岩の上部には人影が見える。先客がいるようだ。

12:10 丁須の頭到着。標高1057m。
わずかながら、妙義らしい風景が広がっているのが見える。

昨年はあきらめた、丁須の頭の鎖場に挑戦する。
若干オーバーハングした岩、すさまじい高度感…
こんなに怖い鎖場は初めてだ。

腕力で体を引き上げ、丁須の頭に登る。
上部から下を見下ろすと、なかなかの高度感がある。

岩の上部は思ったよりも遥かに狭い。3名いたら満員だろう。
鎖場を下るのも相当に怖い。やはり確保なしで登るのは危険。

本日はここからも縦走が続くので、20分ほど休んで出発する。
キノコ型の丁須の頭のシルエットが良く見える。

チムニー20mの鎖場。登山ルート中、本日最大の難所。

登山道脇には大きな岩峰が屹立している。

岩峰には登ることもできるらしいが、正規登山道はトラバースするようになっている。

風穴尾根ノ頭に到着する。ぽっかりと穴の空いた何とも不思議な岩。

立っている木にまで穴があいている…

木の材質、濡れ具合など電柱そっくり。

ヒトリシズカの花が咲いている。名前とは裏腹に群生している。

下山道は、沢沿いの道を下っていく。

17:02 入牧橋到着。標高460m。
コンディションの悪い中での難しい岩山だったが全員無事下山した。

横川駅の名物駅弁、峠の釜飯を買って帰宅。


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