日付 | 2025年4月29日(火) - 2025年5月2日(金) | ||||||||
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山域 | 九州の山 | ||||||||
メンバー | 単独 | ||||||||
山行形態 | 3泊4日避難小屋泊、キャンプ | ||||||||
アクセス | 電車、飛行機、バス | ||||||||
ルート (Map1) |
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1日目
羽田空港に到着。GWで賑わっている。
機内放送で富士山が見えると案内があった。
窓側の人が席を立ったタイミングで南アルプスを撮影。
鹿児島空港に到着。2010年以来の訪問だ。
ここから小さな飛行機に乗り換えて屋久島に向かう。
この飛行機はプロペラ機。
眼下に開聞岳が見える。
そして屋久島が見えてきた。
眼下の海はきれいな青色だ。
ついに屋久島に降り立つ。
背後には山々が見える。宮之浦岳は下界からは見えないらしい。
着陸が10分遅れの11:20でバスが11:38発。
預け荷物を受け取り、急ぎバスの周遊チケットを購入する。
売店のガスカートリッジは売り切れていた。ひとまず無事バスに乗り込む。
まずは腹ごしらえ。安房港近くの「かもがわ」で。
揚げたトビウオやカメノテ、刺身など屋久島名物をいただく。
これが屋久島での最初で最後の(まともな)食事になるとは、この時は思わなかった。
南国っぽい風景。
世界自然遺産屋久島の石碑。
ガスカートリッジを購入するため、登山ショップに行く。無事購入。
合庁前バス停で島の中心部に向かうバスに乗る。
ここはバスの駐車場で、バスがたくさん並んでいる。
紀元杉バス停に到着。標高1240m。
バスは次々と人が乗ってきて、真ん中の席も使うほどの満車状態だった。
まずは紀元杉を見学。
木道が整備されていて、ぐるっと一周できるようになっている。
巨大な紀元杉。初めて見る屋久杉だ。
バス停に戻ってくる。ここから淀川登山口まで車道を歩く。
川上杉。これも立派な杉だ。
車道を歩くだけでも、周囲に大きな木はたくさん見られる。
淀川登山口に到着。小さな駐車場があるが、明らかにキャパ不足だ。
ここから登山開始。
ついに屋久島の森の中を歩く。
杉も、杉以外も大木があちらこちらで見られる。
本日は晴れ。この3日間で本日が唯一の晴れ予報だ。
巨大な木の根。
大きな倒木を潜る。
周囲には美しい森が広がる。
ここから世界自然遺産地域に入るらしい。
木道もあり、登山道はよく整備されている。
淀川小屋に到着。
中の様子。当初はここに宿泊する予定だったが、明日以降晴れない可能性があり、
本日中に1つはピークに登って展望を楽しみたいため、ちょっと無理をして先に進むことにする。
小屋の側を流れる淀川は驚くほど美しい。
屋久島は日の入りが遅いとはいえ、小屋到着は遅くなりそうなので少しペースを上げる。
高盤岳展望台。逆光で山頂の豆腐岩が良く見えない。
今からあの山に登る予定だ。
展望台に到着。屋久島中心部の山々が見渡せる。真ん中左のピークは黒味岳だろうか。
遠くの方には海が見える。
森の中に巨石が点在する不思議な景観だ。
屋久島中心部の見たかった景色が見られて満足だ。
再び森の中を歩いていく。
小花之江河に到着。小さな湿原だ。
木道が水没しそう。
すぐに花之江河に到着。
こちらは先ほどよりも大きな湿原。
小さな祠が祀られている。
ここから高盤岳を往復する。ザックはここにデポする。
ロープが張られているが、未整備のため初心者が入らないようにするためのようだ。
登山道は十分整備されているように見える。
と思ったら、道はどんどん悪くなっていく。細かったり水没していたり。
登山道ではあるが、確かに近年整備はされていないようだ。
目指す高盤岳が目の前にそびえる。
一本橋で沢を渡る。
生い茂る木を避けながら、分かりにくい登山道を登っていく。
高盤岳山頂に到着。標高1711m。
山頂の豆腐岩は大きすぎて写真に入りきらない。
この岩には登ることができず、岩以外の部分は結構狭いので
あまり爽快感はない山頂だ。山頂標識も見当たらない。
それでも豆腐岩をぐるっと周って360度の展望が広がる。
黒味岳を中心に屋久島中心部の山々。
海もよく見えている。17時を過ぎたが太陽はまだ高い。
遠くの尖がった山は七五岳だろう。
晴れの屋久島の山々の展望を満喫することができた。
これで明日雲にまかれても後悔はない。もちろん晴れても後悔はない。
時間が遅いので早々に下山を開始。
木が木を吐き出しているように見える。
アセビの白い花があちらこちらに咲いている。
花之江河に戻ってくる。ここから石塚小屋まで移動。
メインルートから少し外れたところにあるので、ちょっと不便な小屋だ。
先ほど登った高盤岳と豆腐岩がきれいに見えている。
こちらの道も少し険しい。高盤岳への道ほどではないが、
メインルートではないため道のレベルは少し異なる。
巨大な岩が散在している。
岩の上を水が流れているのでここで水を汲む。
ここが小屋から一番近い水場だ。
石塚小屋に到着。18:22と遅い到着だが、明るいうちに無事辿り着けた。
本日は10人弱の宿泊で、混雑ではないがそこそこの人数だ。