棒ノ折山
日付 2018年4月1日(日)
山域 奥武蔵
メンバー 家族(妻、長女・7歳、長男・4歳)
山行形態 子連れ日帰り
アクセス
ルート (Map) さわらびの湯バス停 (8:24) - (8:54) 登山口 - (9:52) 林道 (10:00) - (10:13) 岩茸石 - (10:45) 棒ノ折山 (12:05) - (12:30) 岩茸石 - (12:58) 飛行機操縦櫓 (13:07) - (14:16) さわらびの湯バス停


スキーなどに行っていて長い間山はご無沙汰だった。
季節はすっかり春になり、色んな山に行けるようになったので、
2か月振りに山に行くことにする。
今回はリハビリ登山という事で、きつすぎず軽すぎずの山を選択。
8年振りに棒ノ折山に行くことにする。

さわらびの湯バス停の近くの駐車場に車を停める。標高255m。

駐車場からしばらく車道を登ると有馬ダムが見えてくる。

有馬ダムに到着。

比較的小さなダムだがツーリングで訪れている人が多い。
日の光を反射して地面がきらきら光っている。

ダムからさらに車道を歩いて登山口を目指す。

美しい桜が咲いているが、フェンスがあって中に入れないようになっている。
何のために桜を植えたのか…

登山口に到着。この近くにも何台か車が停まっているが、
ここに車を停めると周回コースを歩けない。

最初は杉の植林地帯を登って行く。子供たちは花粉症気味なので少し心配だ。

左側はかなりの急斜面。
難易度は高くないが、沢沿いの登山道を歩くため、それなりに危険はある。

木の根を乗り越えていく。久々の登山だがペースは快調だ。

藤懸の滝。小さな滝だが形が独特だ。

沢を何度か渡りながら進んでいく。
息子は石の上を選んで歩いていくのが少々苦手だ。

両側に現れる大岩。この間を抜けていく。

沢を超える場所は手を繋ぐ。

滝のすぐそばを登る。爽快な登山道だ。

本コースのハイライト、ゴルジュを通過する。

これほど気軽に美しい沢の中を歩ける登山道を他に知らない。
何度来ても楽しい登山道だ。

ゴルジュを抜けたら急斜面の岩場を登って行く。
歩きやすいよう石が積まれていて鎖もあるので、あまり危険はない。

白孔雀の滝。

沢登りもそろそろ終盤。
最後にロープを掴んで大きな岩を乗り越える。

林道に到着。ここから山頂まではまだ結構距離があるため、ここで一休み。
ここにあった東屋はいつの間にか撤去されている。

ここからは沢を離れて普通の登山道になる。
周囲の木々は芽吹き直前で薄らとした黄緑色だ。

カタクリの花がポツリと咲いている。

岩茸石に到着。
岩に登っている人がいたので、子供たちもすぐに岩に登り始める。
帰りに登ろうと声をかけたが無駄だった。

ここからしばらくの登山道は階段が崩壊している。
登山というよりアスレチックだ。

権次入峠に到着。良い休憩スペースだが、山頂までもうすぐなのでここは通過。

尾根上のコースは植生回復のため閉鎖されていて、
左の植林地帯の中に迂回ルートがつけられている。

棒ノ折山山頂に到着。標高969m。

山頂はかなり広いため、多くの登山者がいてもそれほど気にならない。
思ったよりも早く到着したため、ゆっくりと昼食休憩をとる。

晴れてはいるが、春霞で展望はぼんやり。

昼食をとったら下山開始。
娘は丸太の上をテンポよく歩いている。
息子は登りはできても下りはまだ難しいようだ。

岩茸石に着いたら、また岩に登り出す。

上に登るとそれなりに高度感がある。

岩茸石からは登りのルートから分かれて、別ルートを下る。
何回か林道を横切る。

展望台らしきものが見えたので息子は走り出す。

展望台ではなく飛行機の操縦場所だった。
羽の向きは制御しているが推進力は無く、風の力で飛ばしているらしい。
操縦用の櫓を造るなど、なかなか贅沢な遊びだ。

階段が砂に埋まって、かなり滑りやすい斜面になっている。
ロープを設置するのではなく、スコップで土を取り除いてほしい。

ここからは植林地帯の中をジグザグに下っていく。

足元にイワウチワの花が咲いている。

こちらはツツジ。山の中にも春が訪れている。

下山。この辺りはちょうど桜が満開だ。

最後に少し斜面を登って駐車場に到着。

お休み処やませみで饅頭を買って一息つく。
棒ノ折山は比較的軽い山だが、なまった体にはちょうど良い負荷だった。
リハビリを終えて、次回はもう少しハードな山に登ってみようと思う。


他の山行記録

Homeへ