日付 | 2008年8月8日(金) - 2008年8月10日(日) | ||||||
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山域 | 越後 | ||||||
メンバー | 単独 | ||||||
山行形態 | 前夜発2泊3日無人小屋泊 | ||||||
アクセス | 電車、バス | ||||||
ルート (Map) |
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3日目
小屋の外で鳴ったほら貝の音で目が覚める。
外に出ると白装束を着た修験者が2人立っていた。
ちょうど日の出の時間。今日も天気がいい。
昨日に比べると人里に近いところまで下りてきているが、まだまだ標高は高い。
今日は1000m以上下る必要がある。
6:51 朝食をとって小屋を出発する。
日も上がり、だいぶ明るくなっている。
登山道脇にある漕池。モリアオガエルが生息しているらしい。
登山道から外れて1分ほどのところに漕池はある。
比較的小さな池。
カエルの姿は全く見られないが、池を覗くとオタマジャクシがたくさんいる。
モリアオガエルのオタマジャクシなのだろうか?
登山道には、あちらこちらに鐘が釣り下げられている。
八海山ロープウェイ山頂駅に到着。
多くの人はここのロープウェイから日帰りで八海山に登る。
近くにあった展望台。
壁の途中からある梯子は、雪が積もっているときに使うものなのだろうか?
展望台の上からは魚沼市が見下ろせる。
久々に下界の風景を見た気がする。
複雑な形をした木。少し異様な姿でよく目立つ。
登山道の脇には多くのキノコが生えている。
これだけキノコが質・量とも多い道は初めてだ。
キノコのお手本のような形をしている。
おいしそうだが、食べられるのだろうか?
霊泉小屋(避難小屋)に到着。女人堂にいた修験者は、昨日ここで宿泊したらしい。
ここもなかなかきれいな小屋だ。
小屋の近くには水場がある。地図に名水と書かれているとおり非常においしい。
ここで少し休憩することにする。一匹のオニヤンマが付近を行ったり来たりしている。
八海山二合目に到着。下山までもうすぐ。
今日は下りのみなので非常に楽。
下界に近くなっても登山道は急で、梯子がたくさんある。
巨大なキノコ。これはあまりおいしそうでない。
道が平らになり、周りは杉林が広がっている。
里宮に到着。ここが八海山大崎道の登山道入口になっている。
ここからはバス停まで車道を歩いていく。
道が複雑で少し分かりにくい。
10:47 八海山入口バス停到着。標高155m。
バスに乗って浦佐駅へ向かう途中、越後三山から発する水無川を渡る。
上流ではあれだけ水が流れていたのに、不思議なことに下流では本当に水がない。
浦佐温泉のてじまやで日帰り入浴してから帰ることにする。
帰りの新幹線から、平野から良く目立つ八海山を眺める。
雲が出てきて、残念ながら他の山々は見えなかった。
帰りに友人と合流して東京湾大華火を見に行く。
付近は人であふれている。
花火大会の規模はそこそこ大きい。久々の花火に見とれる。