日付 | 2007年9月10日(月) - 2007年9月17日(月) |
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メンバー | 友人(男2) |
3日目
今朝は1:45起床、2:30出発、4:30の便に乗るという強行スケジュールで、
一路アブ・シンベルへ。
エジプト南端にある著名なアブ・シンベル神殿を目指す。
目の前に見える湖はナセル湖。
アブ・シンベル大神殿。
アスワンハイダムの建設により水没するところを、
ユネスコの呼びかけにより救済、60m上部に移動された。
これが「世界遺産」創設のきっかけとなった。
下から眺めると非常に大きい。
4体並ぶ巨像はすべてラムセス2世のもの。
内部には美しいレリーフが残っている。
王の誕生日と即位日の年に2回、神殿の奥まで光が届くように設計されているらしい。
こちらは隣にあるアブ・シンベル小神殿。
愛する王妃のために建造された。
アスワンに移動。
ナイルに造られたアスワンハイダムに行く。
琵琶湖の7.5倍、国境を越え隣国スーダンまで500km続く巨大なナセル湖。
雨のほとんど降らなかったこの地域にも、雨が降るようになったとか…
下流方面。ダムの高さは111m。
こんな小さなダムであんな大きな湖ができてしまうとは…
ダムには石碑が建てられている。
アラビア語で書かれているので全く読めない。
この国は数字もアラビア語(アラビア数字ではない)なので、読むのが大変。
とっても派手なホテルで昼食。
昼食後は船に乗ってイシス神殿へ。
湖に浮かぶ非常に美しい神殿。
といっても、この神殿もダム建設時に、隣のより大きな島に移築されたもの。
上陸。船でしか訪れることができないため、
神殿内は比較的、空いている。
この神殿は時代が下ってプトレマイオス朝時代に建設されたもの。
神殿内部に残る美しいレリーフ。
帰りのボート、煙を吐くエンジン。
とろとろ運転で何とか帰還。
アスワン南部にある切りかけのオベリスクを見に行く。
記念碑の一種で、古代に多く造られた。
ここのオベリスクは作成中に石にひびが入り、途中で放棄されたもの。
長さ42mの巨大なオベリスク。
完成していたら最大のものになったらしい。
ナイルの中洲に建てられたホテルに移動。
大学の講義棟みたい。
ホテルで少し休憩した後、帆船でレストランに向かう。
レストランと隣にある土産物屋。
帰りはすっかり日が暮れてしまった。