鼻曲山
日付 2009年2月28日(土)
山域 浅間周辺
メンバー 単独
山行形態 日帰り
アクセス 電車、バス
ルート (Map) 軽井沢駅→旧軽井沢→旧碓氷峠→鼻曲山→白糸の滝


土曜はずっと雨予報だったため、山に行くつもりは全くなかったのだが、
突然予報が雨から晴れになったので急遽山に行く事にする。
行先はあまり深く考えず、最初に思いついた鼻曲山にする。

7:37 軽井沢駅到着。標高940m。
遠い遠い軽井沢なのに、新幹線があるおかげでこんな早い時間に到着できる。
新幹線は多くのスキー客で大混雑だった。

青空が所々見えるが、周りの山々は皆雲に包まれている。

電光掲示板には浅間山に近づかないよう警告が出ている。
気になる山ではあるが、当分の間は登れないだろう。

昨夜降った雪の影響で道路脇などは雪が積もっている。

樹林帯の中には別荘らしき建物が点々としている。

奥のほうへ入っていくと足跡もなくなり、少しずつ雪が深くなってくる。

車道を越える歩道橋に動物の足跡がついている。
一段飛ばしで上っているようだ。

完全な登山道に入ると一面銀世界。
いろいろな動物の足跡がついている。

見晴台に到着。ここからの展望は素晴らしいらしいが、今日は何も見えない。

旧碓氷峠。ここで車道と合流する。
早朝のためほとんど人影はないが、そこそこの観光地のようだ。

熊野皇大神社に寄って行くことにする。

鳥居脇には変わった形の狛犬がある。
非常に古いものらしい。

なかなか立派な神社だ。
参道と本宮は群馬県と長野県の境にあるらしい。

境内にあるシナノキ。樹齢800年だそうだ。

碓氷峠から分かれて、鼻曲山へと続く登山道に入っていく。

再び辺り一面銀世界になる。雪はあまり深くないが、
水分を多く含んだ雪のため、とにかくよく滑る。

空を見上げると所々で青空が覗く。霧氷がきれいだ。

11:08 留夫山山頂到着。標高1590m。
登山道も山頂も全く足跡はない。

留夫山から鼻曲山に向かう稜線上は少し景色が変わり、カラマツ林と笹が広がる。

この辺りから右側は急な崖が連なるようになる。
ほとんど雪庇はなさそうだが少し内側を歩くようにする。

山頂直下で大きく視界が開ける。
不思議な形をした角落山が真正面に見える。
その姿を見てこの山に登りたくなってしまった。

目の前に鼻曲山の頭が見えてきた。
この山も遠くから見るとなかなか特徴的な形をしているらしい。

最後の急斜面を登っていく。

12:22 鼻曲山山頂到着。標高1655m。

山頂は少し開けているが、展望はほとんどない。
山頂で昼食をとっていると、単独行者が登ってきた。

南の方向だけわずかに展望が開ける。山頂から歩いてきた縦走路を望む。

その向こう側には微かに妙義山の姿が見える。

山頂から少し行ったところに展望のよいところがあるとのことなので、行ってみる。

北方には立派な浅間隠山が聳えている。
車だと楽に登れるのだが、バスだと相当に辛い。ここからの縦走もかなり距離がありそうだ。
山頂は360度の大展望台らしい。
浅間隠山の背後には上信越の白い峰が薄らと見えている。

西方には浅間山が大きく聳えるはずなのだが、残念ながら雲の中だ。
浅間山の向こう側、はるか彼方に北アルプスが見えている。

これ以上雲は取れそうにないので、しばらく展望を楽しんだ後、下山することにする。

しばらく下ると、登山道は車道のような整備された道になる。

14:16 長日向バス停到着。標高1190m。

長日向から30分ほど歩いたところに白糸の滝があるそうなので、行ってみる事にする。
奇しくも長者ヶ岳の帰りに寄った滝と同じ名前だ。
こちらの滝もそこそこ有名で、同じような形をしているらしい。

滝は車道から5分ほど歩いたところにある。
この道だと観光客は歩くのが大変だろう。

白糸の滝。高さ3m、幅70m。こちらも上流に川はなく、岩から染み出した水が流れている。
美しい滝ではあるが、富士山麓の滝に比べるとかなり見劣りする。

滝の裏側は苔がびっしり生えている。滝の水温は通年11.8度らしい。

白糸の滝の下流にもう一段、滝ができている。


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