鼻曲山~角落山
日付 2009年9月13日(日)
山域 浅間周辺
メンバー 単独
山行形態 日帰り
アクセス 電車、バス
ルート (Map) 長日向→鼻曲山→十郎曲峠→角落山→はまゆう山荘


今年の冬に鼻曲山に登ったときに、特異な山容の角落山が気になった。
岩場もそこそこある山ということで、晴天の日を狙って
残暑厳しい中、登ってみることにする。

軽井沢に到着。今年の冬に訪れた真っ白の景色とは全く違う。
夏らしい景色だが、それでも東京と比べると遥かに涼しい。

8:37 長日向バス停到着。標高1190m。

ここは今年の冬に下りで使った道でまだ記憶に残っている。
樹林帯の中を登っていく。

シロヨメナだろうか?
キク科の植物はどれも似たり寄ったりでさっぱり区別できない。

樹木がまばらになって青空が見えてきた。

1時間ほどで山頂近くの展望台に到着する。
目の前には大きな浅間山が横たわっている。

浅間山の広い裾野は深い緑に包まれている。

北方には名峰・浅間隠山が目立っている。
あちらの方への縦走もいつかやってみたい。

南に見えるギザギザの山は妙義山。
今日は絶好の晴天で、山頂でのんびり景色を見渡す。

9:49 鼻曲山山頂到着。標高1655m。
展望台から少し行ったところが本当の山頂だが、
こちらはあまり展望がよくない。

山頂からは樹木に隠れながら、わずかに角落山が望める。

鼻曲山から角落山に向かう道を進む。
途中、登山道は尾根を大きく外れて、どこに向かうのかと思ったら、
その後にヘアピンカーブ。わかりにくい道だ。

ここは霧積温泉に下山する道との分岐点でもある。
霧積温泉は素朴な二軒宿で、車が無いと行けないところだが
一度訪れてみたいところだ。

道端に咲くサラシナショウマ。

剣ノ峰と呼ばれるピークを過ぎると、角落山が近くに見えてくる。

尖がった山容の山なので、山頂直下は鎖場となる。

12:12 角落山山頂到着。標高1393m。

山頂には小さな祠がある。

この山頂からも雄大な浅間山の姿が望める。
手前左に見えるピークは鼻曲山だ。

北の方にも目立たない山々が連なっている。

やたら背の高い鳥居をくぐって下山道に入っていく。

下山道はいくつかの鎖場が連続する。
こちらの登山道は男坂と呼ばれ少々難しい。
女坂と呼ばれる比較的簡単なコースもある。

岩壁の上からは大きな展望が広がる。
目の前に見える山は榛名山だ。

急峻な尾根を下り、沢筋に到着。振り返ると木々の緑色が眩しい。

ここから沢沿いの道を下っていく。
登山道は不明瞭で、何度も沢を渡渉する。

下流に来るといくつもの堰堤が現れる。
その度に梯子を使ってコンクリートの壁を下りていく。
美しい沢沿いの道でも、堰堤が現れると急に興味をそがれる。

14:16 はまゆう山荘バス停到着。標高805m。
ここは温泉施設があるようで、多くの車が停まっている。
なかなか人気の施設のようだ。

近くに横須賀の森と書かれた場所がある。
植林地帯しか見えないが、少し歩いてみる。

「ここでは川の音を聞いてみよう!」
川の音は聞こえず、車の音しか聞こえない…

少し高台に登ると展望が開け、目の前に角落山が姿をあらわす。
本日登った山を眺めた後、バス停まで戻って帰宅する。


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