日付 | 2009年10月24日(土) - 2009年10月25日(日) | ||||
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山域 | 赤城・榛名 | ||||
メンバー | 単独 | ||||
山行形態 | 1泊2日テント泊 | ||||
アクセス | 電車、バス | ||||
ルート (Map) |
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2日目
朝6時に出発。静かな湖面には景色が映っている。
今日はまず昨日登れなかった榛名富士に登ることにする。
この山はロープウェイ以外に登山道もあり、足で登ることもできる。
歩いて登る人も多いのか、道はよく整備されている。
ロープウェイ山頂駅に到着。ロープウェイが動き出すのは9時なので、
当然付近には誰もいない。
近くに展望台があるが、今日も天気が悪いので遠望は無い。
山頂駅の裏にある階段を登って山頂を目指す。山頂までは5分もかからない。
6:49 榛名富士山頂到着。標高1390m。
山頂には立派な神社が建てられている。
山頂からは左に二ツ岳、右に特徴的な形の相馬山が見える。
今日はこれからあの二峰に登る予定だ。
下山は登りとは違って榛名富士の裏側に続く道を使う。
湖畔に下りてくる。
湖の向こう側に昨日登った掃部ヶ岳が見えている。
湖畔の遊歩道を歩いて榛名富士の表側に回る。
車道に出た後、木道を通って相馬山を目指す。
車道からは「静かな湖畔」の曲がひっきりなしに流れている。
何のことかと思ったが、どうやら車が通るとそのような音が鳴るように
道路に細工が施されているようだ。
磨墨岩という巨岩の麓に行人洞と呼ばれる穴が開いている。
磨墨峠に到着。ここから磨墨岩がよく見えるから磨墨峠という名がついたそうだ。
これも読み方が難しいが「するすとうげ」と読む。
磨墨峠から見る磨墨岩。「するす」とは地元で臼のことを指すらしい。
相馬山へ続く整然と並ぶ階段を登っていく。
しばらく歩くと、相馬山と書かれた赤い鳥居が現れる。
ここから登山道は突然急斜面になり、一気に山頂まで突き上げる。
はしごが登場。相馬山は榛名山の中では特に険しい山だ。
8:49 相馬山山頂到着。標高1411m。
榛名山の中では第2位の標高だ。山頂には黒髪山神社が建てられている。
ここは昔から信仰の山だったようだ。
山頂からの展望。ますます展望は悪くなってきて、ついに雨がぱらついてきた。
相馬山から二ツ岳に続く登山道もあったらしいが、昔事故があって以来ずっと通行止めだ。
仕方が無いので一旦相馬山を下山する。下山地点にも大きな鳥居が立っている。
車道を歩いて二ツ岳登山道入口を目指す。この辺りの紅葉もなかなか良い。
二ツ岳の登山道に入っていく。車道は通る車も無く静かだったが、
登山道入口の小さな駐車場には数台の車が停まっていた。
10:21 二ツ岳雄岳山頂到着。標高1343m。
かなり狭い山頂だが、近くに10名を超える大グループがいてかなり窮屈だ。
山頂には大きな電波塔が建ち、無粋なところだ。
山頂付近は雲に覆われてしまい、完全に展望は無くなってしまった。
こちらはお隣の雌岳。雄岳より少し標高が低い。
小さな山だが山頂直下は急斜面で結構きつい。
山頂直下の避難小屋。地図や周辺の標識には避難小屋と書かれているが実際はただの東屋で、
もし避難が必要な状況に陥ってここに辿り着いても、何の役にも立たないだろう。
下山道で野生のリスを見かける。あまり頭のよろしくないリスは
そーっと近づけばこちらの存在に気づくことは無い。
しばらく下ると車道と交差する。ここから水沢山への登りに入っていく。
完全に雲に覆われた水沢山の登山道を歩く。
付近は落葉樹林帯が広がりなかなか雰囲気のよいところだ。
11:58 水沢山山頂到着。標高1194m。
榛名山中心部からずいぶん離れたところにあるが、
大展望の山ということでそこそこ人気のあるピークのようだ。
これで榛名山の山巡りは終わり。下山道に入っていく。
道端には地蔵が並んでいる。
下山地点の水沢寺に到着。
地図を見て寺があることは知っていたが、これほど立派な寺とは思わなかった。
大勢の観光客がいて少し驚く。
13:05 水沢バス停到着。標高590m。
周辺には売店が並び、大きな駐車場には観光バスが何台も並んでいる。
登山客など一人もいるわけが無く、そそくさと駐車場を突っ切ってバス停に向かった。