檜洞丸
日付 2021年12月5日(日)
山域 丹沢
メンバー 家族(妻、長女・10歳、長男・8歳)
山行形態 子連れ日帰り
アクセス
ルート (Map) 西丹沢ビジターセンター (8:01) - (8:14) 登山口 - (8:59) ゴーラ沢出合 - (10:49) 檜洞丸 (11:45) - (13:35) 犬越路 (13:52) - (14:52) 用木沢出合 - (15:24) 西丹沢ビジターセンター


一ヶ月振りの山行。最近、山に行くペースが落ちている。
コロナが収束してきて高速道路がどこもかしこも混んでいるため、
比較的近場の丹沢の山に行くことにする。
行先は12年振りの檜洞丸だ。

西丹沢ビジターセンタに到着。標高545m。
駐車場はいっぱいで、小さな隙間に何とか車を突っ込む。
駐車場以外は路駐ができないように厳重に管理されている。
この駐車場を利用する際は、駐車場がいっぱいだった時のセカンドプランが必要そうだ。

この辺りはキャンプ場がいくつかある。
もう12月だが多くのキャンパーで賑わっている。

車道を少し歩くと登山口に到着する。

久々の登山。もうすっかり冬の景色だ。

ところどころで、少しだけ紅葉が残っている。

ミツマタの群生地帯を通過。

蕾が見られる。来年の春にはきれいに咲き誇るのだろう。

何らか工事を行っていて、資材運搬用のモノレールを避けるための橋がかけられている。

一体、何の工事を行っているのだろう?

標識に花が飾られている。よくよくみると造花だ。

沢の渡渉。石の上を歩いて渡るが、子供たちは苦手なので時間がかかる。

白い河原を歩く。

ゴーラ沢出合。沢と沢の間の尾根を登って行く。

道は結構、急斜面だ。

一際目立つ大木。

崩れ落ちそうな痩せ尾根。両側の丸太で砂利の流出を食い止めている。

展望台と記載された場所に到着する。

展望はほとんど広がらない。木の隙間から富士山でも見えるのだろうか?
本日は予報に反して空はどんよりとしている。

立派なブナの木。
後ろに登山者の姿が見えたので、息子がペースを上げる。
こうなると、全く付いていけない。

標高を上げると霜柱が出てくる。地面が真っ白に染まっている。

傾斜が緩んで木道地帯になる。

真ん中に洞がある立派な木。
不思議な形の木なので、この木の存在はよく覚えている。

木の洞の中に地蔵があると息子がいうので、隙間から覗いてみる。
そう見えなくもないが、木の一部だろう。

檜洞丸の山頂に到着する。標高1601m。

標高が高いので気温は低い。カップラーメンを食べて体を温める。
寒い中、鳥がウロウロしている。

道は泥んこに見えるが、この形で凍りついている。

1時間ほど滞在したら、山頂を出発。

下山を始めてすぐの場所で大展望が広がる。
奥の山が大室山で、その手前の犬越路まで稜線を歩く予定だ。

御正体山方面。少々雲が出ているのが残念だ。

ところどころに登山者カウンターが設置されている。

あちらこちらにある霜柱。10cmくらいまで成長している。

登山道は痩せ尾根のアップダウンが続く。
体力的には厳しいが、歩いていて楽しい道だ。

切れ落ちた崖。遥か下方の沢を見下ろす。

笹原の登山道。登りの道では見られなかった植生だ。

小さな瘤を何度も登り返しながら少しずつ下っていく。

梯子。

鎖場。それなりに険しい道だ。

この鎖場は少々難しい。

陽の光を反射して、遠くの海がオレンジ色に光っている。

犬越路に到着。疲れたので、ここでおやつ休憩をとる。

かつて大室山に登った時に歩いた道は閉鎖されている。

犬越路避難小屋を覗いてみる。いつ見てもきれいに清掃されている。

15分ほど休憩したら、残りの下山を開始。

ここからは沢沿いの道。道が細く少々いやらしい。

標高を落とすと、再び紅葉が見られる。

白い河原に出てくる。背後に見えているのは、先ほど歩いた稜線だろう。

水の色は驚くほど美しい青色だ

この辺りは2019年の台風19号の被害が大きかった。
橋が流された跡の残骸が残っている。
昔は橋がたくさんあったのだが、今はほとんどが流されて、何度も渡渉をする必要がある。

こちらの橋は無事だったみたいだ。

巨大な堰堤。あちらこちらから水が流れ落ちている。

車道に到着。犬越路側には何も記載がなかったが、こちらには通行止めと記載されている。

崩壊した橋を渡る。歩行者のみ歩けるようになっている。

台風の爪痕。

その先は歩行者含めた通行止と記載されている。
ちょうど通行止の裏から出てきた格好だ。

キャンプ場地帯に突入。この辺りのコテージは昔、山友達と利用したことがある。
最後は車道をとぼとぼ歩いて駐車場に戻る。
7時間程度のコースタイムで、久々にガッツリと歩くことができた。
今回は駐車場になかなか車を停められずに苦労した。
駐車場はすぐいっぱいになって、路駐もできないので、
今後この山域に来るのは控えた方が良いかもしれない。


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