日付 | 2007年8月10日(金) - 2007年8月12日(日) | ||||||
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山域 | 北アルプス | ||||||
メンバー | 友人(男2) | ||||||
山行形態 | 前夜発2泊3日小屋泊 | ||||||
アクセス | 電車、ロープウェイ | ||||||
ルート (Map) |
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2日目
5:04 唐松山荘から望む夜明け。
多くの人が朝早くから起きている。
岩壁も朝日を浴びて真赤に染まっている。
5:23 朝食をとって唐松山荘を出発。
これから向かう不帰嶮を望む。
背後には大きな五竜岳が聳えている。
唐松岳に向かって一登り。
5:48 唐松岳山頂到着。標高2696m。
唐松岳からは北アルプスの山々が見渡せる。
唐松岳を出発し不帰キレットに向かう。
ここからは登山道が難しくなる。
人を寄せ付けない岩壁が聳えている。
不帰二峰に到着。三峰は巻道しかなく、登ることができない。
二峰から続く、刃物のような薄い岩の尾根道が見える。
両側は切れ落ちているが、風がないので不安無く通過できる。
岩でできた北アルプスらしい登山道が続く。
はるか下方に見える尾根道まで、登山道は急降下する。
谷にかかる梯子をわたり…
狭い岩場をトラバースし…
垂直の鎖場を降りる。
一峰の中腹から、岩でできた二峰を仰ぎ見る。
下のほうを拡大すると、岩に多くの人が張り付いているのが見える。
不帰一峰に到着。不帰最後のピーク。
一峰を下ると、目の前に天狗ノ大下りが見えてきた。
逆走なのでここでは天狗ノ大登り。
長い坂をゆっくりと登っていく。
振り返ると不帰嶮には雲がかかり始めている。
急傾斜の登山道には所々に鎖が設けられている。
上部に到達。ここからは緩やかな道が続く。
山の形が非対称なのがよく分かる。
地溝帯の影響で、唐松岳から白馬岳までこのような形の山が続く。
コマクサを発見。高山植物の女王と呼ばれている。
ピンクや白の小さな花もあちこちに咲いている。
天狗ノ頭に到着。何も無い静かなピーク。
少し下ると天狗山荘が見えてきた。
11:55 天狗山荘到着。
本日のコースの中間地点。
天狗山荘の裏には大きな雪渓があり、水は豊富にある。
雪渓の側を歩いて行き、白馬を目指す。
目の前に白くて非常に美しい白馬鑓ヶ岳が現れた。
斜面は白と緑のコントラストが美しい。
真白なピークに向かって真白な登山道を歩いていく。
白い瓦礫の山にも所々に花は咲いている。
13:44 白馬鑓ヶ岳山頂到着。標高2903m。
山頂からは雲の合間にわずかに杓子岳が見える。
先に進むと旭岳が大きく見えてくる。
その右にあるはずの白馬岳は、雲に隠れて姿が見えない。
白馬鑓ヶ岳を下山し杓子岳へ向かう。
今回は時間が無いので、残念ながら巻道をとる。
杓子岳を過ぎると、ついに白馬岳がその姿を現した。
白馬岳へ続く道の周りには、きれいな花畑が広がっている。
テント場に到着。こちらも非常にカラフル。
本日の目的地・白馬山荘が見えてきた。
日本最大の巨大な山小屋。
16:39 白馬山荘到着。標高2840m。
人も多いが小屋もでかい。
そのため一人分のスペースはそこそこある。
スカイレストラン。メニューは豊富だが当然、山値段。
下の自炊室で夕食をとる。
あれだけ人がいても自炊をしている人はほとんどいない。