鹿岳
日付 2019年4月28日(日)
山域 西上州
メンバー 家族(妻、長女・8歳、長男・5歳)
山行形態 子連れ日帰り
アクセス
ルート (Map) 鹿岳駐車場 (8:55) - (10:15) 一ノ岳二ノ岳分岐点 - (10:26) 一ノ岳 - (11:01) 二ノ岳 (11:49) - (12:07) 一ノ岳二ノ岳分岐点 - (12:43) マメガタ峠 - (13:00) 畑 (13:23) - (13:37) 車道 - (13:57) 鹿岳駐車場


GWは四国旅行に出かける予定だったが、
明日からしばらく雨予報で、計画変更を余儀なくされる。
移動日予定だった本日は終日晴れ予報のため、日帰りで山に行くことにする。
この季節に山に登るならアカヤシオが咲く西上州が良いだろう。
前から再訪したかった鹿岳に、11年振りに登ることにする。

鹿岳駐車場に到着。標高440m。
意外なことに、すでに車がたくさん停まっている。
背景の新緑が美しい。その中に見える岩壁は正に西上州の景観だ。

駐車場から少し歩くと登山口に到着する。

最初は植林地帯を登って行く。

所々で岩壁が現れる。岩壁にある穴はどうやって開いたのだろう?

登山道を塞ぐ倒木。子供は楽だが大人は通過しにくい。

エイザンスミレの花が咲いている。

ミミガタテンナンショウだろうか?
まるで花瓶に入っているかのような姿で生えている。

陽の光を浴びて新緑が目に眩しい。

地味な登山道を登って行くと、岩場が現れて稜線に到達する。

ここは一ノ岳と二ノ岳の鞍部。
段差の大きな梯子を越えて、まずは一ノ岳に向かう。

ここから一ノ岳山頂まではかなりの急斜面が続く。

途中で振り返ると、二ノ岳が圧倒的存在感で目の前に聳えている。

妙義山や榛名山などの大展望が広がる。
遠景の白い山々は谷川連峰の辺りだ。

一ノ岳の山頂に到着する。

周囲は絶壁だ。

山頂からの展望は素晴らしい。周囲はアカヤシオの花に包まれている。

遠くに見えている白い山々は八ヶ岳。

一ノ岳を下山し、二ノ岳に向かう。稜線は痩せ尾根だ。

振り返ると一ノ岳の岩峰が聳え立っている。

二ノ岳の基部に到着。ここから再び岩場だ。

崖に付けられた梯子を渡る。

続いて鎖場。

先ほど登った一ノ岳が眼下に見えている。
ニョキっと伸びた岩峰は西上州独特の山容だ。
山頂部がアカヤシオでピンクに染まっている。

二ノ岳にもチラホラとアカヤシオの花が咲いている。

そしてもちろん二ノ岳の周囲も断崖絶壁だ。

二ノ岳に到着。こちらの方が標高が高いので、こちらが鹿岳本峰だ。

山頂からは大きな浅間山が望める。

山頂は少々樹木に覆われているため、展望の良いすぐそばのピークに移動する。
ここで昼食をとることにする。

昼食をとったら下山開始。

蟻が自分の体より大きなキリギリスを運んでいる。
キリギリスはまだ生きているようでもがいているが、蟻には勝てないようだ。

鎖場を慎重に下山。息子はまだサポートが必要だ。

続いて梯子を下る。

一ノ岳と二ノ岳の鞍部に戻ってきたら、登りとは異なる道を下山する。
一ノ岳を回り込むように付けられたトラバース道で、横は急斜面のため気を使う場所だ。

一ノ岳の反対側に出てくる。背後に聳える岩壁は大きすぎてカメラに収まらない。
以前この山に来た時に、この岩壁の大きさに驚いた記憶があるが
10年経った今見てもその存在感は変わらない。

ここからは安全な尾根道歩き。早春の風景の中をのんびりと下っていく。

振り返ると一ノ岳が聳えている。まばらに咲くアカヤシオが美しい。

ツツジとサクラの競演。

展望台に寄り道。ここからは鹿岳の二峰を望むことができる。

枯木に息子が登り出したが、ボロボロ崩れて危険なので制止。
この木はそう遠くない未来に崩れ落ちるだろう。

マメガタ峠に到着。ここから稜線を離れて下山する。
右側は植林、左側は自然林だ。

中腹に畑が広がる。植えられた植物は見当たらないが、きれいに整備されている。

畑の裏の斜面の一角にある新緑と花々が非常に美しい。

そばを流れる小さな沢で一服することにする。

ナナフシの赤ちゃんを発見。
滅多に見ない生き物の赤ちゃんを見つけられるとはラッキーだ。

小さな三段の滝。特に名前は無いようだ。

最後は新緑に包まれた林道を下っていく。

四ツ又山登山口に下山する。存在感のある木でできた顔が置かれているが、
子供たちは登山届のポストの方に興味があるようだ。

車道に到着。ここでもナナフシの赤ちゃんを発見。
それほど珍しいものでもないようだ。

シャクトリムシ。二匹がもつれ合っているが、喧嘩しているのだろうか?
一匹は動いていないようにも見えるので、もしかして脱皮中?

最後は絶壁に挟まれた車道を歩いて駐車場に戻る。
前回登った時同様、今回も素晴らしい山登りを楽しむことができた。
鹿岳は紛れもなく名峰だと思う。


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