甲武信ヶ岳
日付 2008年8月2日(土) - 2008年8月3日(日)
山域 奥秩父
メンバー グループ(男3女1)
山行形態 1泊2日テント泊
アクセス 電車、バス
ルート (Map)
1日目:西沢渓谷入口→ヌク沢→木賊山→甲武信小屋
2日目:甲武信小屋→甲武信ヶ岳→千曲川源流遊歩道→梓山
1日目】【2日目】

2日目
未明に起床して甲武信ヶ岳に向かう。小屋から山頂までは20分程度。
空はだいぶ明るいが周囲の山々はまだ闇に包まれている。

4:30 甲武信ヶ岳山頂到着。標高2475m。
ここは甲州・武州・信州(山梨・埼玉・長野)の交差点。

南の方には富士山がくっきりと見えている。
この季節なら富士山頂も御来光を待つ人であふれているだろう。

山頂は東の方が樹林に覆われているが、その隙間から太陽が現れる。

奥秩父の山々と、その向こうに八ヶ岳連峰が見えている。

北側にはお隣の三宝山が大きく聳えている。
この山は甲武信より山容も立派で標高も高いが、主稜線から外れているので登る人は少ない。
その左にはかすかに浅間山が見えている。

小屋に戻って朝食をとり、テントをたたむ。
6:29 小屋を出発して下山に向かう。

日もすっかり上がり国師ヶ岳から金峰山に続く奥秩父主脈の山々が良く見えている。

今回の下山路は甲武信ヶ岳山頂の向こう側なので、荷物を背負って再び山頂をめざす。

すっかり明るくなった山頂からは、穂高・槍をはじめとする北アルプスまで見渡せる。

少し標高を落とすと鬱蒼とした樹林に覆われ展望を奪われる。

千曲川・信濃川水源地標に到着。

ちょうどこの辺りから水がチョロチョロと流れ出している。

ここから、この沢は千曲川・信濃川と名を変え日本海に注ぐ。
ここが日本一長い川のスタート地点となっている。

沢沿いの登山道を下っていく。
所々流れが速くなるが、沢は全体的に穏やか。

下山地点の大山祇神社に到着。ここからは平坦な道が続く。

舗装されていない道をのんびり歩いていく。

山の中にはほとんど花がなかったのに、下山してからは道端でたくさんの花を見かける。

マルバダケブキ。あちこちに咲いている。

オトギリソウ。漢字で書くと弟切草で、結構怖い。

ウツボグサ。あまりスマートでない花。

駐車場に到着。周りには、なぜか曲がりくねった木が広がっている。

駐車場からは延々車道が続く。通る車がない広い道をのんびり歩いていく。
途中で12時のチャイムが鳴ると、次々と農家の軽トラが走り去っていった。

周りには高原野菜畑が広がっている。

12:57 梓山バス停到着。標高1310m。

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