猫魔平スノーシュー
日付 2009年3月21日(土) - 2009年3月22日(日)
山域 東北の山
メンバー グループ(男2女2)
山行形態 前夜発1泊2日ホテル泊
アクセス バス、車
【1日目】【2日目


友人4人で裏磐梯へスノーシューをしに出かける。
磐梯に来るのは吾妻山以来だ。

1日目
夜行バスを使って猪苗代駅に到着する。
到着時刻は4:30で外は真暗、南関東の暖かさに慣れた身にはものすごく寒い。
少し明るくなってきて駅も開いたので、駅の構内に逃げ込む。

今日の天気は快晴。朝日を浴びる磐梯山がよく見える。

今回の旅行は関東方面からの3人と、地元福島の友人1人で合計4人。
福島の友人が車を出してくれたので、車に乗って裏磐梯に向かう。

本日宿泊の宿に荷物を預けて、シャトルバスで猫魔平に向かう。
辺りはスキーヤでいっぱいだ。

ふさふさの毛がある犬。これだけふさふさだと寒くないだろう。

雪山ということもあって、今回もガイド付き。
スノーシューを借りたら、リフトに乗って上まで行く。

リフトからは、昨年歩いた吾妻連峰がよく見えている。
東北の中ではかなり標高の高い山なのだが、なだらかな山容だ。

リフトの横は上級者のスキーコース。スキーヤが気持ちよさそうに滑り降りていく。

リフトの最上部に到達する。ここからスキーヤは滑っていく。
スキーも一度やってみたいが、この年齢から始めるのは無理がありそうだ。

我々は反対方向に向かって歩き始める。

青空が背景の霧氷は非常にきれいだ。
昨日の天気は今一、明日も天気が崩れる予報だ。
今日は快晴で本当に運がいい。

眼下に猪苗代湖が見える。琵琶湖とは比べられないが、非常に大きな湖だ。

スキーの板がたくさん立てられている。ここでスキー板を外してどこかを散策しているようだ。

もう3月なので雪はかなりしまっている。スノーシュー無しでも歩けそうだ。

目の前に磐梯山が現れる。標高は決して高くない山だが、よく目立つ山で
名山と謳われるだけのことはある。

急斜面になっているところはシリセード(座って滑る)か
グリセード(立って滑る)で滑り降りていく。

トチノキの新芽。触るとべたべたしている。
このべたべたで冬の寒さから新芽を守っているそうだ。

見上げるとヤドリギがたくさん見える。

ヤドリギは寄生植物で、他の木の幹に根をおろして養分を吸い取って生きている。

スコップで穴を掘って簡易テーブルを作り、昼食をとる。

スキー場のリフト乗り場に向かってゆっくりと下っていく。

遠くの方に真白な飯豊連峰の頭が見える。展望のよいところに行ったらきれいに見えるのだが…
標高は大して変わらないのに、吾妻に比べて飯豊ははるかに積雪量が多そうだ。

可愛らしい形をした新芽。何の木か教えてもらったが、忘れてしまった。

カモシカの糞。一匹の糞だとしたら相当の量だ。

傾斜が急なところでは少し雪庇ができている。
上から見るとひびが入っているのが見える。

2本の幹が途中で合体している。2本とも根をはっているのだろうか?
雪の下がどうなっているのかは分からない。

ツキノワグマの爪の跡。

大きなうろを持つ巨木。中に人がすっぽり入れる。

上を覗くと、大きな穴は完全に貫通しているようだ。

あちらこちらに山葡萄の蔓が縦に伸びている。
ヒョロッとした蔓がどうやって上まで伸びていったのか、なかなか興味深い。

4時間半ほどのスノーシューを終えて、宿に戻ってくる。

外装、内装共になかなかおしゃれな宿だ。

まだ夕食まで時間があるので、桧原湖に遊びに行く。
湖は完全に凍りついていて、その上を自由に歩ける。

わかさぎ釣り用の小さな穴が空いている。
手を突っ込むと非常に冷たい。

外で釣りをすると非常に寒いので、簡易のボックスがあちこちにある。
中にはトイレ用のボックスもある。

しばらく歩いていると、突然足がずぼっと水の中に入ってしまった。
湖の中に落ちてしまうのではないかと、最初はかなりあせったが、
薄い氷の下に水たまりがあって、その下に分厚い氷があるようだ。

桧原湖の向こう側に夕日を浴びる磐梯山がきれいに見えている。

夕日が落ち、多くの人が引き上げていく。
そろそろ夕食の時間なので、我々も引き上げることにする。

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