| 日付 | 2008年11月1日（土） - 2008年11月3日（月） | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 山域 | 南アルプス | ||||||
| メンバー | 単独 | ||||||
| 山行形態 | 2泊3日テント泊 | ||||||
| アクセス | 電車、バス | ||||||
| ルート (Map) |
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一般的に南アルプスの最南端は光岳とされているが、それより南にも延々と山が続いている。
その辺りの山域は南アルプス深南部と呼ばれている。
登山道はほとんどなく、訪れる人も少なく、深い森がどこまでも続いている。
この山域の存在を知ったのはいつ頃だったか忘れたが、それ以来ずっと訪れたいと思っていた。
今回、2泊3日で深南部の雄・大無間山を目指す。
1日目
朝早く、静岡駅に到着。
静岡駅に来るのはこれで3度目、慣れた足取りでバスターミナルに向かう。
静岡鉄道バス安倍線終点の横沢に到着。
ここからは井川地区自主運行バスに乗り換える。
昨年までは静岡鉄道バスが直通で畑薙第一ダムまで入っていたのだが、廃止されてしまい、
南アルプスに入るのが非常に不便になってしまった。
バスは途中で井川駅に立ち寄る。ここは大井川鉄道の終点。
最も山深いところにある鉄道駅だろう。
11:16 田代バス停到着。標高665m。
思ったより開けているのでびっくり。
時間は遅いが今日は中腹の小屋まで行くだけなので問題ない。
車道に沿って、南アルプスを貫く大河・大井川が流れている。
登山道入口に到着。ここで水を汲み、準備を整えて登山道に入っていく。
車道を横切ったところに、登山届け提出場所がある。
この辺りは植林地帯が続き、景観は奥多摩と大して変わらない。
しばらく歩くと自然林が広がってくる。
辺りは若干紅葉している。
ところどころで登山者と出会う。皆、大きなザックを背負っている。
大無間山は深南部入門の山。最近は知名度もあがり登る人が多くなったそうだ。
しばらく登ると明るく開けたところに出てくる。今日の宿泊場所だ。
14:16 小無間小屋到着。標高1796m。
時間が早く行動を打ち切るにはもったいない気もしたが、本日はここまで。
たった3時間の歩行。といっても標高差1000m以上は登っているのだが…
建っている小屋はかなり粗末。
テントを張るか迷ったが、とりあえず小屋に入ることにする。
富士山が見える方向だけ、僅かに木が刈り払われている。
今日は晴天で、富士山が見えている。
富士山と逆方向には逆光の中、大無間山のシルエットが見えている。
夕食をとっていると、十数人の団体登山者がやってきて、うち7人が小屋に入っていった。
混雑すると寝苦しいのでテントを張ることにする。
本日ここに泊まったのは、団体登山者のほかに、2人組み2ペア、単独行者が3人だった。
明日に備えて早めに寝る。
