日付 | 2010年8月18日(水) - 2010年8月21日(土) | ||||||||
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山域 | 南アルプス | ||||||||
メンバー | 単独 | ||||||||
山行形態 | 前夜泊3泊4日テント泊 | ||||||||
アクセス | 電車、バス | ||||||||
ルート (Map) |
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2日目
4:42 二軒小屋ロッヂを出発する。
大井川に架かる吊橋を渡る。下を流れる水量は昨年に比べると遥かに少ない。
アルプスとは言っても当分は樹林帯の中を歩くことになる。当然展望は開けない。
林床に咲くセンジュガンピ。白くて美しい花だ。
少し視界が開けたところに出てくる。大展望が広がるのはまだまだ先だ。
しばらく歩くと雲の中に入ってしまう。朝方は天気が良かったので、これにはがっかりだ。
ミヤマダイモンジソウ。
10:10 千枚岳到着。標高2880m。
昨年とほぼ同タイムだ。
ここから続く道が、雲の間からわずかに見えている。
タカネナデシコ。相変わらずこの花はよく目立つ。
タカネビランジ。南アルプスでしか見られない貴重な花だ。
タカネコウリンカ。初めて出会う花。
タカネマツムシソウなど、他にも数多くの花が咲いている。
昨年来た時と一月ずれているので、咲いている花の種類は全く異なる。
あたりはハイマツの高山帯になる。晴れていれば素晴らしい展望が広がるはずなのだが…
丸山を超えると荒川東岳はもうすぐそこだ。
12:10 荒川東岳山頂到着。標高3141m。
昨年よりましとは言え、今年も展望はゼロ。いつになったらこの山から展望が望めるのか…
雲の中から雷鳥が姿を現す。
3000m級の稜線に地蔵が置かれている。
誰が持ってきたのかは分からないが、こんな高い山に運び上げるのは大変だっただろう。
昨年同様、荒川中岳、前岳と荒川三山を踏んだ後、荒川小屋に向かう。
下方に荒川小屋が見えてきた。その背後には立派な赤石岳が聳えているはずだ。
ここから見える赤石岳は南アでも有名な景色の1つだ。
14:34 荒川小屋到着。標高2610m。
相変わらずの天気。明日に期待だ。