7日目
テントをまとめてキャンプ場を出発する。
バス停までの2kmを何度も何度も往復したキャンプ場、列をつくる車の中で歩いて並んだ受付。
なかなか消えがたい思い出が残ったこのキャンプ場もこれで見納めだ。

9時30分のお迎えのバスまで、少し時間があるのでバンフ周辺を散策する。
こちらは、バンフで一番の高級ホテル、フェアモント・バンフ・スプリングス。
重厚な佇まいのこのホテルはなんと1888年創建。
決して設備が新しいわけではないらしいが、多くの人が憧れるホテルだ。

ホテルの裏にはボウ滝という滝がある。滝というよりは急流という感じだ。

急流の先には、再び穏やかな流れが続いている。

ボウ川沿いの遊歩道を歩いてバンフ中心部に戻る。

観光をしていたら朝食をとり損ねてしまったため、スーパーで食料を仕入れる。
初めてスーパーを訪れたが、やはりここで買うと全般的に安い。

迎えのバスに乗って空港に向かう。車窓に映るのはスリーシスターズ。
これでカナディアンロッキーの山々も見納めだ。
テントを背負ってカナディアンロッキーの中を歩いてみたいと言う目的は果たせた。
チャンスがあればマウント・カスケードに登ろうとも思っていたが、それは叶わなかった。
一つくらい、どこかのピークに立って見たかったのだが…
それにしても、今回はこれまでの旅行と比べて疲労度の大きな旅行だった。
しかし、全般的に天気は良く、素晴らしい景観を堪能することができた。